
以前、「紙のようで紙じゃない、合成紙『ユポ紙』」をご紹介しました。
▼合成紙「ユポ紙」とは?特長や使われ方を紹介!
他にも、紙のようで紙じゃない用紙として、『ストーンペーパー』というものがあります。
今回は、そのストーンペーパーの特徴や、当社のストーンペーパーを使用した製品の事例をご紹介します。
ストーンペーパーとは
「ストーンペーパーってなんだろう?」と思われる方が多いかもしれません。名前からすると「紙なの?石なの?」と疑問に思いますよね。
ストーンペーパーは、石を材料として作られた合成紙で、一般的な用紙の原料である木材パルプを使用していません。炭酸カルシウムを主原料としているため、触り心地は通常の紙とは異なる質感で、コシがないのが特徴です。
さらに、ストーンペーパーは以前ご紹介した『ユポ』と同様に、水に強く破れにくい性質を持っています。そのうえ筆記適正もあり、幅広い用途に対応できます。
この特性から、水に濡れやすい場所で使用する印刷物や、強度が求められる販促物などに使用するのが適しています。
では、「水に濡れやすく、強度が必要な印刷物」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
ストーンペーパーの印刷活用事例
当社では、ストーンペーパーの特性を活かし、『災害対応マニュアル』という製品を展開しています。
災害時に取るべき行動や手順をまとめたポケットサイズのマニュアルで、名刺入れや社員証、お財布などに収納できるコンパクトなマニュアルです。持ち運びが容易で、常に携帯することが可能です。
ストーンペーパーを使用しているため、水に強く、高い強度を持ち、有事の際に破損や劣化を気にする心配がありません。
災害時、常にスマートフォンが使用可能な状況とは限らないため、いざという時のためにアナログのマニュアルを手元に備えておくことは重要だと当社は考えています。
実際に水に浸けるとどうなるか?は、こちらの記事で実験しています!
ストーンペーパーの強さも分かると思うので、ぜひご覧ください。
印刷物の用途に応じて、適した用紙や仕様をご提案できるのが、印刷会社の強みでもあります。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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