
5月16日(金)、社内のイベントとして『防災備蓄品アレンジクッキング』を開催しました!
「防災備蓄品を楽しく調理し、みんなで美味しく食べよう」をコンセプトに開催した本イベント。そのレポートをお届けします。
社内防災イベントを開催したワケ
はじめに、なぜ社内防災イベントを開催したのか、その理由と経緯をご紹介します。
もともと当社は、「防災」の観点でさまざまな取り組みを行ってきました。
「災害対応マニュアル」という商品の企画・販売や、幼少期の子どもたちに向けた防災教育イベント『防災てらこや』の開催など、長年にわたって防災活動を行っています。
というのも、当社はクリエイティブ制作会社であり、印刷物や動画、デザインなど、さまざまな「メディア」を駆使して世の中に情報を届けています。情報伝達が得意な私たちが、何か社会やステークホルダーのためにできることはないだろうか?そう考えて取り組むようになったのが、防災でした。
特に『防災てらこや』は、第27回防災まちづくり大賞において「日本防火・防災協会長賞」を受賞するなど、対外的に高い評価をいただいています。
しかしその一方で、社員の防災意識や対策については十分とは言えない状況でした。
そこで、社員が「身近に」「楽しく」防災について学べる機会を作ろう!と企画したのが、今回の『防災備蓄品アレンジクッキング』です。
社内で参加者を募集し、当日は笑い声の絶えない楽しいイベントとなりました。
『防災備蓄品アレンジクッキング』レポート
イベント会場は、認定NPOコロンブスアカデミーさんが運営する「Livebox M6」をお借りしました。JR根岸駅から徒歩1分とアクセスもよく、音響設備も整った快適なスペースです。
クッキングに入る前に、まずは防災に関する知識を得るところからスタート。
コロンブスアカデミーさんの活動を紹介する映像を視聴した後、当社社員より「ローリングストック」の方法やポイントを紹介しました。
防災への意識が高まったところで、いよいよ調理スタートです!
この日作ったメニューは、「アルファ米」「生春巻き」「ココアボール」の3品です。
アルファ米は、水を入れて60分待つだけでご飯が完成する便利な備蓄食品。災害時にご飯が食べられるのは嬉しいですね。
生春巻きは、備蓄品として用意した缶詰の具材を自由に選び、それをライスペーパーに巻いてオリジナルの一品に。作る人によって形や具材が異なり、個性が出て面白いメニューでした。
ココアボールは食後のデザートに。熱を使わず材料を混ぜるだけで作れるので、料理が苦手な方でも安心です。
今回のイベント開催にあたり、自然食品・健康食品の開発や販売をされている創健社さまより、さばカレー煮の缶詰とレトルトのベジタブルカレーをご提供いただきました!ボリュームたっぷりで、とても美味しくいただきました。
料理が完成した後は、歓談を交えながら美味しくいただきました。「災害時にもこうして楽しく美味しいごはんが食べられたら、きっと安心できるだろうな」、そんな気づきを得ることができました。
ちなみに、当社社員が考えた生春巻きのオススメメニューがこちら!栄養も考えた組み合わせとなっているので、ぜひご家庭でも試してみてください。
防災に関する意識が高まり、社員同士のコミュニケーションも活性化した今回のイベントは大成功だったと思います!
おわりに
社員の防災意識の向上を目的に開催したイベントでしたが、部署も年齢も異なる社員が「一緒に料理を作る」という目的のもと、楽しく交流できたことが何よりも良かった点だと感じています。インナーブランディングという観点からも、このようなイベントは非常に有効だと考えます。
また、参加者からは、「さまざまなアレンジレシピから、防災という困難な状況を乗り切るための工夫を学ぶことができた」「防災やフードロスに関する意識が高まった」など、前向きな感想が多数寄せられました。
南海トラフ地震など、近い将来に大規模地震が発生すると予測されている昨今、備蓄品の見直しや調理方法の確認ができたことは、非常に有意義な取り組みになったと実感しています。
今後も社員の防災意識を高めるとともに、当社は社外に向けた防災の取り組みにも、より一層力を入れてまいります!