
6月中旬に入り、30℃を超える日が続いています。梅雨はいったいどこへ……?と、思っている方も多いと思いますが、ゆっくりできる暇もなく、夏に向けた準備を進めなければなりません。
企業の夏の恒例行事になっているものの一つが「暑中見舞い」。当社も毎年、お取引先さまにオリジナルデザインの暑中見舞いをお送りしています。
「今年もそろそろ準備をしなければ……」と、過去の暑中見舞いを振り返ってみたところ、クリエイティビティ溢れる面白い暑中見舞いが数多くありました!
そこで今回は、野毛印刷社がこれまでに制作した、歴代の暑中見舞いをご紹介します!ぜひ最後までご覧ください。
オーロラのように美しい暑中見舞い(2024年)
まずは、一番最近制作した2024年の暑中見舞いです。
この暑中見舞いの最大の特徴は、「オーロラのように光り輝く」特殊な用紙を使用している点です。
「SPECIALITIES NO.770-FS」という用紙を使用し、角度を変えるたびに青・紫・ピンクなどさまざまな色に変化します。まさにオーロラのように次々と色が変わり、時間を忘れて見入ってしまいます。お客さまからも「こんな暑中見舞い初めて見た!」と、反響の大きかった暑中見舞いです。
鮮やかさが際立つ暑中見舞い(2022年)
次にご紹介するのは、鮮やかな発色が印象的な2022年の暑中見舞いです。
鮮やかさの秘訣は、「高色域インキ」を使用した印刷であるということ。通常のCMYKよりも「表現できる色の範囲」が広く、実際に手に取ると、パキッとした印象に仕上がっています。
豪華6色刷りの暑中見舞い(2021年)
2021年には6色刷りの暑中見舞いを制作しました。
通常のCMYKの4色に加え、「蛍光グリーン」と「蛍光ピンク」をプラスした豪華仕様です。特にクリームソーダのような鮮やかな色を再現するために蛍光インキが効果的に使われており、夏らしい爽やかな暑中見舞いに仕上がりました。
色校正では、わずかな色味の違いにもこだわり、なんと18パターンものサンプルを作りました。最も美しく発色する組み合わせを探し、最終版を決定しました。
鏡のような反射を活かした暑中見舞い(2020年)
2020年の暑中見舞いでは、鏡面加工が施された用紙を使った仕掛けに挑戦しました。
使用したのは、「SPECIALITIES」シリーズの中でも鏡のような反射が特長的な用紙。
この用紙を立てて使うと、絵柄やメッセージが反射して読めるという、ちょっとした仕掛けが施されています。
手間を惜しまないポップアップカードの暑中見舞い(2018年以前)
2018年よりも前には、開くと中身が飛び出す「ポップアップカード」型の暑中見舞いを制作していました。
細部まで作り込んだ立体構造で、開いた瞬間にサプライズを感じられる仕上がりです。多くのお客さまに喜んでいただきました。
ざっくりではありますが、ここ5~6年分の暑中見舞いを振り返ってみました。気になる暑中見舞いはありましたか?
2025年の暑中見舞いも、デザイナーを中心に工夫を凝らして準備を進めています。
最近では暑中見舞いや年賀状を送る企業が減ってきているとも言われていますが、実際に送ってみるとお客さまからお返事を頂けたり、会話のきっかけになったりと、嬉しい出来事も多いです。
「自社でも暑中見舞いやグリーティングカードを作りたい」とお考えの企業さまがいらっしゃいましたら、どうぞご連絡ください。デザインから印刷、発送まで、トータルで当社がお手伝いさせていただきます!
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