グリーンプリンティングって、何?―「全部乗せ」の環境ラベルのお話

コラム

環境配慮のキーワードとして「グリーン」という言葉がよく使われます。グリーン購入、グリーン電力、グリーンポリシー、グリーンマネジメント、グリーンファースト…。ちょっとWebで検索しただけでも、実にさまざまな言葉が出てきます。「グリーン」という言葉には、環境にも人にも優しくて、世の中をよくしてくれそうな温かな響きがありますよね!

グリーンプリンティング認定制度とは

さて、私たちの印刷業界にもさまざまな「グリーン」が関係しますが、その代表格が「グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)」です。
グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)とは、印刷の業界団体である「日本印刷産業連合会」の自主基準に基づいた、「印刷工場」の環境負荷低減への取組みと、その工場で作られた「印刷製品」を認定する制度です。基準を満たした印刷製品には、達成水準に応じて3段階の「GPマーク(=環境ラベル)」を付けることができます。

ISO14001とは何が違う?

環境の認証としては、みなさんご存知、国際規格であるISO14001が最も有名ですが、全ての業種業態に汎用的にマッチするよう設計されているISOに対し、GP認定制度は印刷業界に特化している分、認定基準がより具体的かつ厳密です。審査で求められるデータや書類もとても多く、数字の整合性や合理性が証明できなければ何度でも再提出を求められるなど、事務局を担当していると音を上げたくなる厳しさがあります。はっきり言って、審査は細かいです。初回審査だけでなく、更新審査も同様です。むしろ、更新審査はレベルアップを求められるのでより厳しくなります。けれどその分、認証としての信頼性はとても高いと感じています。

また、印刷物のライフサイクル全体を考慮して、きめ細かい認定基準が設けられている点も特徴的です。たいていの環境ラベルは、「この工程のこの資材に配慮しています!」というピンポイントの環境配慮ですが、GP認定は違います。営業・企画・デザインにはじまり、製版、印刷、表面加工、製本加工、出荷まで全ての工程に基準を設けて認定。印刷工程は、オフセット印刷だけでなくデジタル印刷にも対応しています。また、使われる資材についても、用紙、インキ、表面加工材料、製本材料の各資材を網羅しています。

 

…ここまで読んでいただいたら、基準が多すぎて、なんだかおなかいっぱいになっていませんか?

胃もたれしていたらゴメンなさい(笑)。そう、グリーンプリンティング認定製品の証である「GPマーク」とは、私たちをおなかいっぱいにしてくれる、いわば「全部乗せ」のてんこ盛り環境ラベルなのです。

TAG:印刷 環境 

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