印刷物の用紙もSDGsを考慮したものへ
販促ツールや広報印刷物を作成する上で、紙面に掲載するコンテンツやデザイン、コンセプト、タイミング、コスト等…。
考慮するポイントは非常に多岐にわたりますが、「どんな紙に印刷するか」も実は大切なポイントになります。
もちろん紙を選択する上では、仕上がりや質感などの見た目も大切ですが、それと同じくらいSDGsや環境を考慮した紙を選択をしているかどうかが近年重要視されているからです。
なかでも「FSC®森林認証紙」は当社でも積極的に利用を推奨しており、当サイトでも何度か紹介させていただきましたが、今では多くの企業が広報印刷物や販促ツール、パッケージ梱包・包装紙にもFSC森林認証紙を選択しており、FSCラベルを目にする機会がかなり増えたのではないでしょうか。
こういったFSC森林認証紙の認知度の高まりや、SDGsへの取り組みが、社会や消費者自身の「社会に優しい選択をしよう」という意識を益々高めているように感じます。
FSC®森林認証紙であり、寄付金付き用紙をご紹介
社会でSDGsの関心が高まる前の2014年から、当社ではCSR活動の一環として寄付金付きプライベートブランドペーパー「FSユースコート」「FSユースマット」というFSC森林認証紙を販売しています。
印刷物の用紙に「FSユースコート」または「FSユースマット」をご利用いいただくと、当社が利用料金の一部をあしなが育英会「あしなが東日本大震災遺児支援募金」に寄付し、【東日本大震災遺児への支援全般（一時金、心のケアプログラム開催費用など）】に役立てられる取り組みとなっております。※2024年2月時点で、累計1,569,172円を寄付いたしました。
「FSユース」という名前は、困難な状況に置かれている未来ある子どもたちのためにできることをサポートしていきたい、という想いから、「ユース」＝「Youth（若者、元気）」という名前をつけました。
この「FSユース」を販売してから10年の月日が経ちました。
多くの用紙を消費する印刷会社の使命と責任として、より社会や環境に優しい取り組みを、という販売当初の想いは今もこれからも変わりません。
また、これまで販売を続けてこれたのも、「FSユース」を選択してくださったお客さまをはじめ、製造・流通を支え続けてくださった関係企業さまの協力がなければ決して実現できず、これまでのご愛顧に深く感謝申し上げます。
「FSユース」とSDGsの関連性
FSC森林認証紙はSDGsとの関連性も高く、今では多くの企業でも導入されていますが、「FSユース」は特にSDGs目標４の「質の高い教育」に貢献することができます。
「FSユース」を選択した印刷物には、「FSC」と「FSユース」のラベルを印刷物にプリントすることができ、お客さまご自身のSDGsの取り組みとして社内外へわかりやすく訴求することができます。
このように、「FSユースマット」を選択されたとある企業さまの会社案内には、ラベルをプリントし、手に取るお客さまへ取り組み内容が伝わるよう示しています。
▼「SDGsな印刷物」についてはこちらの記事もご覧ください。
「FSユース」に新規格の48.5kgが登場！
「FSユース」は、見た目はシンプルでごく一般的なコート紙とマット紙ですが、だからこそ幅広い用途でご利用いただいています。
その「FSユース」をもっと身近に、さまざまな用途でご活用いただけるよう、従来の菊判62.5kgと76.5kgに加え、2024年2月より菊判48.5kgのY目（FSユースマットのみ）をラインナップに新たに追加しました！
新規格（菊判48.5kg）は、主にフライヤーやパンフレットの本文などでよくご採用いただいている規格です。
自社の販促物や広報印刷物を新しく作成、あるいは見直す際には、環境にも社会にも優しい「FSユース」をぜひご検討ください。
「FSユース」に関するお問い合わせは、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
〈この記事を読んだ方にオススメ！〉
▼「FSユースコート/ユースマット」の生産現場に訪問！
