余白のとり方で変わる。デザインをする上での余白の重要性。

クリエイティブ / デザイン

 

デザイン業務に携わるものとして、日々街や目の前に溢れるカタログやweb、看板などをよく見ながら生活していますが、デザインに精通している方が作ったものもあれば、そうでないものも実在します。

ときには、面を目一杯使ってギッチリ詰め込んでいるものもあります。
特に自社の販促物を、自社の人間が作る際にありがちなのですが、「もったいないからたくさん詰め込もう」の想いが全面に出ていると感じます。
情報を伝えたいものが溢れているのはとても良いことだと思います。しかし、結局一番訴求したいことって何なんだろう?と迷ってしまうユーザーがいると不正解なのかもしれません。

伝えたいことが増えれば増えるほど、ユーザーからは探しものが見つかりにくくなります。四葉のクローバーを探すのも一緒ですね。
物事を整理して、必要な情報を適度な量で訴求する。それを意識しながら作ることが大切です。

適度な量で作った結果、「余白」というものが生まれます。

余白なんてもったいないよ。埋めちゃおうよ。そう思ってしまうこともありますが、この余白がとても美しく見えることがあります。

余白を十分に確保する。

デザインを設計する際には、必ず外側の余白を設定します。
印刷物に関しては、外側を断裁する際に誤って情報ごと落としてしまわないように、セーフゾーンの意味合いも兼ねていますが、それだけではありません。外側の余白を作ることによって、上品に美しく、ゆったりとした表情を持たせることができます。

例えば名刺で考えてみます。

たとえばこの左右の名刺。どちらが美しいといえるでしょうか?

左は余白をとらず枠ギリギリにレイアウトし、文字が全体的に大きいです。
なんでしょう…間に合わせで作りました感が強く出ている気がします。
余白をとらないでレイアウトすると緊迫感・緊張感が出てしまいます。それによって急いで作ってしまったようなイメージが出てしまうのでしょうか。逆にSALEの看板などには余白を使わずレイアウトすることで「もう終わっちゃいますよ!急いで!」と、そんな訴求ができるかもしれません。

一方、右の名刺に関しては、余白をしっかりとり、全体のバランスを整えました。
余白をある程度とることで、ゆったりとしたイメージが出てきます。余裕があるものには上質で上品なイメージを与える傾向があるため、デザインとして品質の高いものになっていると感じます。

 

余白をデザインする。

上記のパンフレットでは、余白をゆったりと確保しています。
紙白もったいない…もっと椅子の写真いれようよ…
なんて思ってしまいますが、この余白の確保が大事になってきます。名刺と同じ余白を十分にとることにより上質感が出てきます。


余白をカタチにすると上記のようになります。実は余白は形になっていて、規則正しい余白を作ることでより美しさを作ることができます。余白がどう出来上がるか?考えながら「余白をデザイン」しながら作ってあげると、美しさを保つことができると考えています。

 

名刺・パンフレットに関して紹介させていただきましたが、これは全てに通じるものと考えています。webや看板、インテリアなど、何かをデザインする際には是非余白を意識していただけたらと思います。

関連記事

関連サービス

お問い合わせ

運営会社

販促デザインを得意とする横浜の印刷会社です。デザイン制作から型抜き印刷・製本・出荷・配送を完全に内製化し、短納期の印刷ワンストップサービスを提供しています。

詳しく見る