三菱自動車が「雲海」の出現予測サイトを公開!!

コラム

標高の高い山などの上から見下ろしたとき、雲が一面に広がって見える「雲海」。
代表的な名所としては、富士山富士宮口五合目や長野県の渋峠、京都の大江山などでしょうか。
兵庫県立雲峡が火付け役となった天空の城も大きな話題になり、あちこちの幻想的な絶景スポットは注目を集めています。
雲海の出現は、場所や時間はもちろん、気象条件が大きなウエイトを占めているため、滅多に出会えるものではなく、見ることができたらラッキーということになるわけです。オヤジギャグ的には「雲海だけに運かい?」とか。

そんな中、雲海を愛する人たちのお役に立ちたいと、三菱自動車が新プロジェクトをスタート。「探検マインド」を持つ人たちを応援し、魅力ある週末の過ごし方を提案する「週末探検家」の運営を開始。雲海の出現を予測する「雲海出現NAVI」を同社の「週末探検家」サイトで公開しています。

「雲海出現NAVI」とは

週末(土日)、全国20か所の代表的な雲海観測スポットで雲海が出現する確率を表示するシステムです。気象情報会社のウェザーニュースとコラボして、雲の専門家の知見と、 AIなどの予測技術を利用して、独自の雲海予測モデルを開発。
出発地点の住所を入力すると、そこから最も近い雲海観測スポットの雲海出現確率が数値で表示されるほか、雲海出現MAPからも確認できます。
もちろんスマホからもチェックできますし、「POINT VIEW」をクリックすると山の形が3Dポリゴンで見ることができます。

三菱自動車の取り組み

このようなプロジェクトと車を販売することが結びつかないように思えましたが、この取り組みは共感PRのひとつの戦略のようです。「週末に車で出かけよう!」というメッセージはしっかり伝わりますし、商品のPRを前面に出さずに、週末の過ごし方を提案する新しいPR方法に好感が持てます。
サイトに記された、雲海に対する「一期一会の天候芸術」という表現にも魅力を感じました。

TAG:WEB 共感PR 販促 

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