【これからWeb広告を運用する方向け】Web広告をうまく活用するために押さえておきたいポイント3つ

マーケティング / BtoBマーケティング

web広告運用で押さえておきたいポイント

こんにちは。ヒラメキ工房副編集長のソネです。

最近は、自社商品やサービスのプロモーションとして、『Web広告』を活用する企業も多くなりました。
かくいう当社も、自社開催セミナーの集客や自社商品のキャンペーン活動で、Web広告の運用を行っています。

Web広告は気軽に出稿することができ、すぐに取りかかりたくなります。
ですが、成果が分かりやすい分、目的や設定を曖昧な状態で始めてしまうと「Web広告を出したけど、目立った成果も出ず意味がなかった…」といった考えに陥ってしまいがちです。

そこで今回は、これからWeb広告を考えている方向けに、「Web広告をうまく活用するために押さえておきたいポイント」を3つご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください。

Web広告活用のポイント① まずは目的を明確にすること

まずは、「何のためにWeb広告を掲出するのか」といったところをしっかり押さえることが大切です。

広告を掲出する目的は、企業や人によってさまざまです。
例えば、

「イベントの集客のため」
「自社商品の知名度を高めるため」
「コーポレートサイトからの問合せを増やすため」
「新商品の売上を上げるため」

などなど…。

一見、Webサイトに人を集める、といった視点ではどれも同じように思えますが、「商品の知名度を上げること」と「売上を上げること」は全く異なるものです。

目的が異なると、広告の運用や設定の仕方が変わるのはもちろん、訴求の仕方、注目すべき数値や目標にする広告の数値(KPI)など、さまざまなことが変わってきます。

Web広告を掲出する前に、「何のためにWeb広告を掲出するのか」という『目的』をしっかりと定めることがまずは大切です。

Web広告活用のポイント② Web広告だけで完結させると思わない

ポイント2つ目は、「Web広告だけで完結させると思わないこと」です。
「完結させる」とは、「Web広告の運用のみで最終目標を達成させる」ということを意味します。

例えば、「新商品の売上目標●●●万を達成する」ことを最終目標とし、そのためにWeb広告を運用し、問合せを獲得できたとします。

その獲得した問合せの対応結果(売上が積みあがったのか、受注できたのかという視点)のみで、Web広告の成果まで考えてしまわないようにしましょう、ということが言いたいことになります。

それは、KGI(最終目標)とKPI(最終目標を達成させるための中間目標)を一緒にしない、とも言い換えることができます。
ここでいうKGIは「新商品の売上目標●●●万を達成すること」、KPIは「その目標達成のために必要な、広告の成果(CV数やクリック数など)」と考えられます。

KGIとKPI

獲得した問合せが売上につながらなかった場合、「売上が上がらなかったし、Web広告は意味なかったのでは…」といった考えになってしまいがちです。

ですが、「問合せ後すぐ受注につながる」というストレートな流れは、それほど多くないことを、特にBtoBの企業で働く方は実感しているのではないでしょうか?

最初から広告の運用のみで完結させると思わずに、問合せ後のナーチャリング活動(顧客育成)まで考えられると、広告の成果や捉え方、その後の営業活動の仕方も変わってきます。

受注につながらなくとも、リード(見込み顧客)を獲得できたと思えば大きな収穫です。
また、その後のメールマーケティングなどによるナーチャリング活動で、数か月後に受注につながる可能性も十分にあります。

「デジタルマーケティング」という一連の取り組みで考えることが大切だと、私は自社で経験をした上で感じています。

そのために、「Web広告で獲得したリードをどう育てていくのか」という、広告掲出後の施策も一緒に考えておけると良いでしょう。

Web広告活用のポイント③ 問合せのハードルはなるべく低くする

最後となるポイント3つ目は、「問合せのハードルはなるべく低くする」です。
問合せのハードルを低くするとは、「広告を見たお客さまが、問合せしたくなるものにする」という意味です。

先ほどのポイント2の内容と少し被りますが、Web広告後のナーチャリング活動も視野に入れると、自社商品やサービスに興味を持ってくれる方の情報は、少しでも多く手に入れたいものです。

そうなると、Web広告の運用という技術的な話だけではなく、広告から飛んだ先のサイト(LP)の構成も重要になってきます。

問合せのハードルを下げる方法はいくつかありますが、代表的なものを挙げるとすると…

1.広告から飛んだ先のLPの構成を分かりやすくする
2.問合せフォームの入力項目は必要最低限にする
3.「商品に関する問合せ」だけでなく、「資料請求」などの選択肢も用意する

といったことなどが考えらえます。

フォームイメージ

1.「LPの構成を分かりやすくする」

広告が魅力的でクリックされても、LPの内容がイマイチだと問合せにつながりません。
分かりやすい構成になっているか、その商品やサービスが欲しくなるような・導入したくなるような情報になっているか、といった視点で考えてみることが大切です。

また、LPの内容は、広告の品質ランクにも影響してきます(広告とLPに関連性があるかどうか、等)。
広告の品質ランクによって広告の掲載結果は変わるため、品質ランクを高めるためにもLPの作り方は時間をかけて考えることが大切です。

 

2.「問合せフォームの入力項目を必要最低限にする」

問合せする側の立場になって考えてみるとどうでしょうか。
フォームの入力項目が多すぎると、面倒だと感じて離脱してしまう方も多くいらっしゃいますよね。

問合せフォームには、最低限必要な「氏名」「会社名」「メールアドレス」「問合せ内容」ぐらいに留めておき、後の問合せ対応の際に、少しずつ必要な情報を聞き出せると良いでしょう。

 

3.「資料請求などの選択肢も用意する」

「広告を見てLPに来てみたけれど、今すぐ問合せしなくていいや」といった、「興味はあるけど今は必要ない」といった方を押さえておく施策も必要です。
このような方は、将来お客さまになってくれる可能性
があります。

先ほどと被りますが、メールマーケティングなどのナーチャリング活動で関心を育てていくために、ハードルの低い「資料請求」の選択肢を用意し、将来のお客さまになる方の情報を獲得できるようにしておきましょう。

 


以上、簡単ではありましたが、「Web広告をうまく活用するために押さえておきたいポイント」でした!

Web広告の話というよりも、考え方やLPの構成など、広告周り全体の話になってしまいました。
ですが、Web広告をうまく活用するためには、広告運用のノウハウだけでなく全体を俯瞰して見ることが大切だと考えています。

当社では、これまでの経験を元に『マーケティング支援サービス』を展開しています。
もし、Web広告をはじめとした、社内のデジタルマーケティングに課題をお持ちでしたら、当社までお気軽にご連絡ください。

抱えているお悩みや課題に応じて、「どんな手法を取るのが適切なのか」といったところからご提案させていただきます!

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