印刷物発注時に必要な基本情報まとめ

コラム

こんにちは、営業部のそねです。
当社は印刷会社なので、当然、印刷物に関するお問合せを多くいただいております。
お電話や対面でお話を伺う場合や、webのお問合せフォームからご連絡いただく場合など、様々です。もちろん、「印刷物を作りたいけど、初めてなのでよくわからない…。」といったお客さまもいらっしゃいます。

そこで今回、印刷物発注時に必要な基本情報をまとめてみました!ぜひ、印刷物を発注する際の参考にしてみてください。

印刷物を作る上で必要な情報

まず、「印刷物を作る目的」を発注先の会社に伝えることが重要です。
「●月にこういうイベントがあるから、集客のためのチラシを作りたい」、「会社が●周年だから、記念誌を作りたい」といったように、具体的な内容を伝えることがポイントです。

そうすることで、正確な見積もりを手に入れることができたり、印刷会社側から、その目的にあった仕様を提案してもらえたりする場合があります。

印刷物を作る目的や概要を伝えたら、詳しい仕様を押さえていきましょう!

サイズ

サイズを伝える時に注意すべきなのが、「仕上がりサイズ」「展開サイズ」です。

例えば、「A4サイズのチラシが作りたい」といった場合、「A4サイズの紙1枚に絵柄を印刷したもの」なのか、「A3サイズの紙を二つ折りにしたA4サイズのチラシ」なのかで、見積もりの金額が変わってきます。

後者の場合、「仕上がりサイズがA4」で、「展開サイズがA3」というようになります。

製本・加工・頁数

冊子を作る際は、ページ数も大切な情報です。
その際は、「表紙を入れたページ数」なのか、それとも「本文のみのページ数」なのか、といった所までお伝えください。

また、製本の方法が「中綴じ(紙の折り目を針金で綴じたもの)」なのか、「無線綴じ(背をノリで接着して綴じたもの)」なのか、といった製本方法を伝えることも重要です。
一般的に無線綴じは、ページ数の多い冊子で用いられることが多いです。

また、中綴じや無線綴じは一般的な製本方法で、この二つ以外の製本方法もあります。印刷物の使用目的や、仕様(紙の厚さやページ数)によって適した製本方法も変わってきます。
不明点がある場合は、発注先に相談すると間違いないでしょう。

また、表紙に何か加工をしたい(PP加工、箔押し等)といった場合も、発注先に伝えることが必要です。

当然のことながら、カラーなのか、モノクロなのかで印刷物の金額は変わってきます。
発注時は、「両面フルカラー」「片面モノクロ」など、表裏の印刷についてまで明確に伝えることが大切です。

用紙

印刷物の金額というのは、どんな用紙を使うかと、用紙の厚さで変わってきます。汎用紙を使う場合と、特殊紙を使う場合では大きく金額が異なります。
また、紙が厚くなればなるほど、高くなる傾向にあります。

ご希望の紙がある際は、その用紙の名前紙の厚さ(斤量)をお伝えください。

特に決まっていない場合は、「ツルツルした紙」や「風合いのある紙」、「コピー用紙のような紙」、「ハガキぐらいの厚さ」といったようなイメージを伝えるだけでも問題ありません。

冊子で表紙と本文の紙が違う場合は、両方の紙の詳細をお伝えください。

デザイン・制作について

印刷物の見積もりで、もう一つ大きな割合を占めるのは、デザイン・制作費です。
当社のように、社内にデザイナーが常駐している印刷会社もあれば、印刷のみを行う会社もあります。

発注先にデザインやデータの作成を依頼する場合は、どの程度の制作作業が発生するのか、具体的に伝えることが重要です。

また、ご自身でデータを用意する場合、入稿データはどのような形態なのか(例…PDFデータ、Aiデータ、Officeデータ等のようなファイル形式とそのバージョン)を伝えていると、実際に入稿した時にトラブルが発生しにくいでしょう。


以上、簡単ではありましたが、印刷物発注時に必要な基本情報でした!
各項目を振り返ってみると、「具体的な仕様を伝えること」が大切だと分かります

今回記載したのは、あくまで基本情報になります。他にも、加工や、納品の形態などで見積りは変わってきますので、ぜひ、具体的な仕様をお伝えください。

当社では、お電話はもちろん、こちらのサイトのお問合せフォームでも承っております。
発注の仕方や内容に不明点がある場合でも、お気軽にお問合せください!

関連記事

関連サービス

お問い合わせ

運営会社

販促デザインを得意とする横浜の印刷会社です。デザイン制作から型抜き印刷・製本・出荷・配送を完全に内製化し、短納期の印刷ワンストップサービスを提供しています。

詳しく見る