野毛印刷 福浦工場の「こだわり」を公開!

インタビュー / 野毛印刷の人々

こんにちは。印刷課のイノウエです!
今回は、当社の生産現場である福浦工場を紹介します。

当社は、横浜の八景島のそばに工場を持っています。ここの従業員は約50名。
工場の設備は、印刷機械、折り機、型抜き機など、企画・制作から製品の納品まで「ワンストップサービス」を基本とした生産ラインを揃えています。依頼された印刷加工品がここででき上がり、お客さまの手元に届きます。

福浦工場のこだわりその1「材料」

印刷物を作る際、まず一番はじめに用紙屋さんから用紙が届きます。用紙の中でも、私たち製造の立場からぜひお勧めしたい用紙があります。

それFSユース紙(マット紙、コート紙)です。この用紙は選んでいただくだけで、あしなが育英会に募金されます。お仕事の依頼をこの用紙に変えるだけで、災害にあった子どもたちの養育費になるのです。

もう一つは、FSC認証紙
世界の自然の森の木は、もうすでに4分の3が人の手で切られてしまっています。1秒につき、サッカーコート一枚分の緑が消えているこの危機的状況を抑えるために、FSC(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)が森を管理し、緑の減少を抑えています。FSC認証紙は、適切に管理された森林から用紙を作っているため、この用紙を使用していただくだけで、環境問題の手助けになります。

また、製造現場では印刷で使用する刷版(アルミ製の物)は、リサイクルの最上級、クローズドループリサイクルを徹底しています。使い終わった刷版は溶解し、また同じもの=刷版になる取り組みをしています。この取り組みを行うことで、アルミ製の刷版を作るのに必要なアルミの原料、ボーキサイトを取るための発掘が抑えられます。

私たちの取り組みを理解してもらい、皆さまと共に少しでも世の中のために協力していきたいと思っています。

福浦工場のこだわりその2「オペレーター

私たち機械オペレーターは、常にいいものを早く作るというところにこだわり、毎日の成績をみて振り返り改善を繰り返しています。

例えば、お客さまの立ち合いなどで直接の言葉が聞けるのは、私たちにとっては貴重な時間です。印刷物がどのように使われるか?どのように役立てるのかを感じ、印刷物を作ります。
工場にいらしたお客さまが喜んで帰られる姿は、印刷の仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。

私たちのこだわりは、各担当している工程に責任を持つということです。
月に一度、工程連絡会議を行い、前工程や後工程の小さなミスも共有し改善をしています。

福浦工場のこだわりその3「梱包」

私たちは印刷物を納品する際の梱包形態について、次の3つの点を確実に実行し、当たり前ですが、きれいにこだわった梱包形態を常に心がけています。

1. しっかりした梱包
2. 梱包を閉じるクラフトテープが決められた長さ、切り口は直角
3. 梱包数量ラベルが曲がって貼られていない

当社で作った印刷物の納品形態を見る機会があったら、ぜひチェックしてみてください。


最後に繰り返しますが、福浦工場の3つのこだわりは、
「環境に配慮した材料」「オペレーターによる設計製造」「徹底された梱包形態」です。

今後もお客さまの役に立てる印刷工場にしていきたいので、細かなことと思わず、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いします。

皆さまの言葉が、私たちの成長になります!
今後ともよろしくお願いします。


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