クラウドファンディングで印刷費も集められる?

コラム

クラウドファンディングとは

最近の私の楽しみの一つに「クラウドファンディング」サイトのネットサーフィンがあります。そこには実に興味深いさまざまなプロジェクトが立ち上がっていて、しかもそれらのプロジェクトに自分が関われるという特典もあって、ハマっています。
「クラウドファンディング(Crowdfunding)」とは、群衆という意味の「Crowd」と資金調達の「Funding」が組み合わさった造語で、目的を持った事業法人や個人に対して、出資者がインターネット経由などで、資金提供を行うことです。


多くの人から資金や寄付を集めて何かをつくったり、プロジェクトを実行したりすることは、古くから行われており、決して新しいことではありませんが、インターネットを利用することで不特定多数の人々を巻きみ、スピーディに資金調達が可能なため、大きな広がりをみせています。
日本では2011年の東日本大震災をきっかけに、復興支援を目的とした寄付型のクラウドファンディングが一気に広がりましたし、クラウドファンディングの運営サービスを開設する企業や自治体も続々と増え、少しずつ認知されてきました。
昨年大ヒットしたアニメ映画『この世界の片隅に』が、このクラウドファンディングで制作費を集めたことで話題になりました。

クラウドファンディングを使った印刷物

印刷会社という立場でクラウドファンディングを検証してみると、自費出版など、出版物の企画での利用が考えられます。
実際に、小説家を目指す人が「自信作を出版したい」、猫好きなカメラマンが「撮り貯めた写真を写真集にしたい」、ある特別な趣味や収集などについて編集した冊子を「同好の士だけで共有したい」など、出版社に持ち込んでも出版には至らないような企画を自費出版したいというときに印刷費を集めるために「クラウドファンディング」を活用したという事例があります。
もちろん、当社としては、「クラウドファンディング」であるかどうかは別として、どんな本の自費出版もお受けしていますので、さまざまな案件に対してご相談に応じています。
出版で難しいのは部数の設定です。オフセット印刷で本を作る場合、部数が多ければ多いほど、1冊あたりの単価は安くなりますが、多く作りすぎて在庫を抱えてしまうということもよくあります。部数によっては1冊から印刷可能なオンデマンド印刷という方法もありますので、自費出版については当社にご相談ください。

共感を呼ぶ動画が、クラウドファンディングの成功率アップする

クラウドファンディングにおいて、支援者に思いを伝える役割を果たすのがプレゼンテーション動画です。プロジェクトへの共感を得るためには、支援をしていただく人たちのために、内容が伝わりやすく、親近感を持ってもらえ、しかも信頼していただけるような動画は大きなアピールになります。
当社では「C.スクエア横浜」という動画スタジオを運営し 動画のディレクションから撮影、編集までを行っていますので、クラウドファンディングで成功するための動画づくりをサポートします。比較的費用を抑えた完成度の高い動画制作をご希望なら、ぜひ当社にお任せください。

TAG:時事 

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