【ベテラン印刷会社社員が解説!】輪転印刷と平台印刷の違い

クリエイティブ / 印刷

野毛印刷営業部の土方です。

本日のお題は「輪転印刷」と「平台印刷」の違い
簡単に言ってしまいますと、使用する用紙の形態・状態がまったく違います

輪転印刷

読んで字のごとし、「輪転印刷」で使用する紙はイメージとして、トイレットペーパーを巨大にしたような「ロール」状になっています。その直径は約90cmから1m、重量も約600㎏超、1本のロール紙を解くとおおよそ9キロメートルもの長さになります。
これだけ巨大なトイレットペーパー使う巨人ってどんだけの大きさなんですかね?!

あ、印刷の話でした・・・。
輪転印刷工場のこの「ロール状」の用紙が倉庫に積み上げられた様子は壮観で圧倒されます。

「輪転印刷」では、新聞や新聞に折り込まれているチラシなど大量部数、数十万部から、ものによっては数百万部もの量の印刷物を主に印刷します。しかも印刷時に高熱のドライヤーで紙面のインキを強制乾燥させたり、インラインで断裁・折りまで行いますので、大量の印刷物を短納期で製造していきます。
ただ、紙はその形態がロール状という制約もあり比較的薄手のものでの印刷となります。
紙が少し厚くなると大量部数でも輪転印刷では対応できない場合もありますし、ファンシーペーパーのような材質感を感じることのできる、いわゆる「風合い」のある用紙銘柄には「ロール状」の用紙はない場合が多いので注意が必要です。

平台印刷

対しまして「平台印刷」は、読んで字のごとし、「平らな台に紙をのせて印刷」する方式ですね。「菊判」とか「4/6判」といったサイズにカットされた紙で印刷をしますので、平台印刷機を「枚葉機(まいようき)」とも呼びます。

「平台印刷」は、小・中ロットの印刷物や風合いのある用紙、高品質な印刷物に向いています。
後加工で型抜きやさまざまな表面加工にも適していますので、輪転印刷よりはより幅広い印刷製品に対応しているといえます。

ほかにもまだまださまざまな違いや向き不向きがありますので、印刷物作成については当社営業にご相談いただければ、お客さまの求められている製品が「輪転」が適しているか、「平台」がよいか、お答えできると思います。
よろしくお願いいたします!

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