フォント選びはデザイナーの人となりが出るなと思っています。
こんにちはコジマです。
さて、一口にフォントと言っても、ゴシック、明朝から和文、欧文など個性豊かなフォントが巷にはあふれています。そんな中からデザイナー目線で「これ!」という3つを今回ご紹介したいと思います。
おすすめフォント1「Noto」
さっそくですが、一つ目は「Noto」です。
「和文はいいけど欧文がいまいち」とか、「数字はいいけど和文がいまいち」など同じフォントのはずなのにカタチに違和感を覚えることがあります。そんな中この「Noto」は安定感が抜群。和文、欧文、数字どの種類も均一のトーンで非常に美しく完成されたフォントです。
それもそのはずこの「Noto」、あのGoogleサマとAdobeサマが協力して開発したフォントで、世界中のあらゆる言語に対応することを目標に開発されており、その数800種類以上の言語をカバーしているそうです。しかもオープンソース(無料)!
ちなみに「Noto」の名前の由来は、フォントに含まれない文字が四角で表示されることを示す「豆腐(いわゆる文字化け)」をなくす、「No豆腐」=「Noto」と命名されたそうです。
おすすめフォント2「秀英丸ゴシック」
つづいて二つ目は「秀英丸ゴシック」です。
秀英体は、大日本印刷サマが、その前身である秀英舎の活字書体を引継ぎ、開発を行ってきた伝統あるフォントです。角のあるゴシック体でも、とがった明朝体でもなく、かといって丸ゴシック特有の幼稚さもない、丸ゴシックでありながらどこか中性的で品のあるフォントです。個人的には非常に使い勝手が良いと思います。
おすすめフォント3は…
最後の三つ目はやっぱり「オリジナル!」です。
どういうことかと申しますと、例えば、フライヤーをデザインする場合にタイトルのフォントをどうしますか?フォントをいろいろ試したけどしっくりこない、訴求したいことをデザインできていないと感じたら、そこはやっぱりオリジナルで作りましょう!という事です。タイポグラフィと呼ばれる手法ですね。
映画のタイトルをイメージしていただくとわかりやすいと思います。なにげなく見ているタイトルは、実は普通のフォントではなく、映画のイメージに合わせてデザインされたオリジナルの場合がほとんどです。つまり、最も効果があるフォントはやっぱり「オリジナル!」という事なんです。
最後に、ぜひ皆さまもお好みのフォント探しをしてみてください。きっとこれだと思えるフォントに出会えると思います。オリジナルで作りたい場合はぜひご相談ください!