「みんな森ワールド」最新作
好評発売中の火災予防絵本『みんな森の仲間とオオカミのサイレン』と、横浜市防災紙芝居『みんな森の子供たちとアウル爺さん』の「みんな森ワールド」に、新刊が登場しました!
防災クイズパネル『みんな森の仲間とパンダ隊長の防災きょうしつ』です。「火災編」「地震編」「風水害編」の3部作で構成されています。
「みんな森ワールド」企画・監修は横浜市消防局
この作品は、横浜市消防局と野毛印刷の共創活動から生まれた、クイズを解きながら楽しく学べる防災ツールです。もともと横浜市消防局が子供たちのための防災ツールを企画されていたところに、仕様の相談を受けた野毛印刷が商品化を提案し、発売が実現しました。
大きさは、B4寸伸びの紙芝居サイズ。「火災編」「地震編」「風水害編」それぞれ、絵のパネルが21枚と、シナリオのパネルが2枚入っています。シナリオを裏返して絵の裏にセットすれば紙芝居のようにも使えますし、床の上で子どもたちが絵を眺めているそばからクイズを出してあげるような使い方もできます。保育園や幼稚園でのご利用はもちろん、ご家庭でもお楽しみいただけます。
小さな子どもたちにも防災の知識を
防災の知識は、大人になるにつれてさまざまな経験から身につきますが、小さな子どもたちにはその知識がありません。けれど大人と同じように、子どもたちにも災害の危険は迫ってきます。
例えば「地震編」には、こんなクイズがあります。
“おうちの人といっしょに海に来ています。そのとき、地震が起きました。みんなならどうするかな?”
大人たちはあの恐ろしい経験を共有していますから、津波の怖さを知らない人は今ではいないでしょう。けれど子どもたちにはまだその怖さが分かりません。もしものときのために、どうすべきか教えておくことは、とても大切ですよね。
また、子ども向けのクイズではありますが、大人も意外と知らない知恵が載っていたりもします。
例えば「火災編」には、こんなクイズがあります。
“着ている服に火がついてしまったときは、どうしたらいいかな?”
みなさん、分かりますか? 手で叩いたくらいでは、火は消えてくれませんよ。
こたえは、あの文房具のように「〇〇〇〇~!」です。
へぇ~、そうなんだ! これは私、横浜市消防局の方から教えていただくまで知りませんでした。
クイズの答えには解説も添えられており、そこにも大切なノウハウが載っています。
例えば「風水害編」には、こんな解説が添えられています。
“雨の中を安全な場所へ避難する場合は、〇靴だと歩きにくく脱げてしまうこともあるので、〇〇靴にしましょう。”
えっ、そうなの? 言われてみれば納得だけど、ちょっと意外…。
作画はもちろん、福ヨシトモ氏
このように、子どもたちの防災教育にはとても大切な知識、けれど大人たちにとっても意外と役立つ知識がぎっしり詰まった、ためになる防災ツールです。
でも、ただ役に立つだけではありません。作画を担当しているのは「みんな森」シリーズですっかりお馴染みの福ヨシトモ氏。パンダ隊長をはじめ、かわいい動物たちのコミカルな絵をお楽しみいただけますよ!
「みんな森シリーズ」はNOGE STOREでも発売中!
防災クイズパネル『みんな森の仲間とパンダ隊長の防災きょうしつ』。
「火災編」「地震編」「風水害編」それぞれ、オリジナルケース入り2,530円(税込)です。全部欲しい!という方には専用スリーブ入り3冊セットもあり、こちらは6,930円(税込)。単品で買うよりかなりお安くなっています。
お買い求めは、野毛印刷の通販サイト「NOGE STORE」をご利用ください。
通販ではなくて本屋さんで買いたい!という方は、横浜市内限定になりそうですが、有隣堂でもお取扱いしています。
この商品に関するお問い合わせは、野毛印刷までどうぞ。
電話:045-252-2517(担当:江口)、またはお問合わせフォームへお願いします。
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