パネルの反りを予防する方法。冬の店頭販促物は注意が必要!

クリエイティブ / 印刷・加工

冬は、クリスマス、お正月、バレンタインデー、ホワイトデーと、イベントが続きます。
それに伴い、店舗では販促物が目まぐるしく変わる季節になるわけですが、冬ならではの注意点があります。

今回は、冬の店頭販促物を掲出する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
これを知らないと、せっかくの販促物が残念な結果になってしまうことも……?!
店頭販促物に関わる方は、ぜひご一読ください。

湿度や掲出場所で起こる意外なトラブル

店舗装飾では、大きい厚紙を使った印刷物や大型のパネルを使用することがありますが、冬の店舗では「湿度」と「掲出場所」に注意が必要です。

印刷物やパネルを製造する工場では、室温や湿度を一年中一定に保ち、製品の品質を安定させています。
しかし、実際に印刷物やパネルを使用する店舗では、冬場はエアコンなどの影響で極端に乾燥している環境が多く見られます。

このような環境で印刷物を届いてすぐに開梱して使用すると、製品の含水率が急激に低下し、反りが発生してしまうことがあります。

紙から水分が抜けるイメージ図

▼実際に大きく反ってしまったパネル

反ってしまったパネルの画像

チラシなどの小さくて薄い印刷物であれば目立ちにくいですが、パネルのような大型で厚い製品になるほど反りが発生しやすく、目立ってしまいます。せっかく用意した店頭販促物も、反り返ってしまうと台無しです。

印刷物やパネルの反りを予防する方法は

印刷物やパネルの反りを防ぐ方法の一つは、掲出の2~3日前に店舗に納品し、開梱せずにそのまま放置しておくことです。

こうすることで、印刷物が徐々に環境に馴染み、湿度の変化による反りを軽減することができます。納品日は掲出開始日の前日ではなく、余裕を持ったスケジュールで設計することが重要です。

また、パネルの場合、スチレンボードの両側に紙を貼るという方法もあります。多くの場合、人の目につく片側のみに絵柄が印刷された紙を貼りますが、反対側にも同じように紙を貼ることで、反りを軽減することができます。

店頭販促物のご相談は野毛印刷へ

当社では、販促物の使用用途や掲出場所、使用タイミングを伺い、適切な納品タイミングをご提案することもあります。店頭販促物の制作をお考えの際は、ぜひご相談ください。

さらに、当社では印刷物にとどまらず、動画やWebの制作、マーケティング支援も行っています。
販促に関するお悩みがございましたら、お気軽にご連絡ください。

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マモリン(仮)

きれいな所でしか住めないマリモの妖精。
マモリンという名前だが
社内でもあまり浸透しておらず、
名前の後ろに(仮)を付けられている。

印刷や環境のことについては博識で、
さまざまな『ヒラメキ』を人々に与えてくれる。

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