レトロでかわいい活版印刷機

コラム

大人の科学マガジン「小さな活版印刷機」

2017年12月末に発売された雑誌「大人の科学マガジン」(学研ムック・税別3,500円)をご存じですか?
人気であっという間に完売、なんと重版されて翌年2月に再度店頭に並びました。

これ、付録が本体といってもいいですが、注目の付録というか本体が何かといえば、「小さな活版印刷機」。
手フート印刷機、通称「テキン」をモデルにした、両手にのっかるミニチュアサイズの活版印刷機に、ちゃんと活字もインキもついて、名刺サイズのカードやコースターといった小物の印刷ができるのです!

実際に使ってみました

当社のなりたちは活版印刷ではないのですが、印刷会社として、これは気になる…。
ということで、実際に購入して、使ってみました。
小さな面に活字を組むだけでも左右逆なので混乱するわ、活字の高さがちょっと違うだけで紙にインキがつかないわ、なかなか大変です。

こんな紙で作ってみては?

雑誌についている印刷用の紙は、厚手の「キャピタルラップ」(片面光沢、片面ざらざらの紙です)に「ハーフエア・コットン」(画用紙っぽいです)。
活字の圧を活かすならちょっとふわっとした紙の方がいいのかなあ、画用紙とかのほうががいいのかなあ…と思ったら、中の記事には「インキのノリがよさそうな凹凸の少ない、手触りがツルツルした平滑性のある紙がオススメ」とありました。
それなら「ケント紙」や「ヴァンヌーボー」あたりでしょうか。
ネットで「活版印刷 用紙」などで検索すると、「厚手の紙」「コットンが入っている紙」「コースター用紙」、オフセット印刷では嫌われる和紙なんかを勧めています。
とはいえ、せっかく自分でいじれるのですから、あまりこだわらずに手元の紙でいろいろ遊んでみてもよさそうです。
文房具屋や家電量販店、100円ショップで売っているプリンタ用の名刺の紙なら、ミシン目どおりのカットでちょうどいいサイズです。薄い紙を小さく折って印刷、広げて折り目も仕上がりの一部、なんてことも。

付属のインキは墨ですが、水彩絵の具で代用OK。水分調整にワザが必要なようですが(ハチミツとか、中性洗剤とか、雑誌をくまなく読んでみてください!)、その大変さも活版ならでは。
絵の具の金・銀が使えるなら濃い色の色画用紙もいいかも。

在庫があるかどうか心配ですが、もしも手に入れられたら印刷にチャレンジして、職人気分を味わってみましょう!

TAG:活版印刷  

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