スマートフォンが普及し始めてから10年以上が経ち、最近の若者の中には小さいときからスマートフォンでYouTubeを見ていた、という人も少なくありません。
ドラマや映画で「黒電話」「ポケベル」「PHP」「ガラケー」が出てくると時代を感じることでしょう。
電車の中では、座っている人も立っている人も、一人でいればスマホ。
街中を歩いている人でも、スマホを操作しながら歩いている人もちらほら。
メールなどの連絡、調べ物をしている人もいるかもしれませんが、中にはゲームをしていたり動画を観ていたりする人もいます。
なぜ人はスマートフォンから離れられないのか
なぜ、人々はそれほどまでにスマートフォンを触るのでしょうか。
スマートフォンの魅力はインターネット回線を利用できること。
もはや電話部分は添え物で、電話機能付きモバイルPCと言っても過言ではありません。
PCとの大きな違いは、PCは電源を入れてこちらから能動的にアクションを起こさなければ情報を返してくれないのに対し、スマートフォンはどんどんこちらの気を引くようにアピールしてきます。
PCが高嶺の花だとするならば、スマートフォンの情報はthe肉食系。
しかもその情報が自分にとって面白いものばかりなのです。
世間の情報はネット検索やSNSに溢れています。どんどん情報を仕入れたいという気持ちになります。
しかし、その情報は本当に一般的なものなのでしょうか?
X(Twitter)やInstagram、TikTokにGoogle砲。
気が付いたらすっかり読みふけっていた、ということもあるでしょう。
こうしたSNSや検索ツールは、あなたによりたくさん使ってもらえるよう日々努力しています。あなたが調べた内容で、よりパーソナライズな情報が集約されているのです。
Googleの場合は検索履歴やタップした気になるニュースの履歴から、X(Twitter)の場合は「いいね!」をした記事やフォロワー、調べたハッシュタグから。
どんどんあなたの志向を調べ上げ、情報の沼を作り上げていきます。
ある情報について肯定的なワードで検索すると、その情報に対して肯定的なものがどんどん出てきます。
ある情報について否定的なワードで検索すると、その情報に対して否定的なものがどんどん出てきます。
世間がそう言っているのではなく、「あなたがそう調べたから、そういう情報が多く出てくる」のです。
最近よく目にする、流行りの言葉やインターネットミーム。実はよく目にしているのはあなただけかもしれません。
流行ってるみたいだからチェックしないと!と思っても、表示されているのはパーソナライズされたあなたのスマホだけ…なんてことも。
一度その情報を比較してみるために、自分の身の回りの人と、SNSやGoogle Discoverで流れてくるニュースを見比べてみると面白いでしょう。
表示されるニュースや記事は、各個人で異なります。
インターネットはすぐに情報が手に入り、離れたところにいる人とも簡単にやり取りができる、現代を形作る重要な社会装置のひとつです。
しかしその使い方を間違えてしまうと、誤った情報を正しいものだと思い込んでしまったり、少数意見を多数の意見だと思い込んでしまったりすることも。
ひょっとしたらこの情報も、インターネットにバイアスがあると考えたいあなたがたどり着いた、一つの少数意見なのかもしれません。
…と、某テレビ番組風に現在のインターネットの特徴を記してみましたが、企業としてはSNSやコンテンツを上手に使うことで、客層の拡大をはかることができます。
インターネットが発展してなかった時代には出会えなかったユーザー、想像できなかった事業展開など、ビジネスの可能性がたくさんあります。
当社では、SNSやコンテンツ制作・運用など、適切な方法で売上向上の手段をご提案する『デジタルマーケティング支援』をご提供しています。
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