自分が受信して「いいね!」と感じたちょっと気の利いたメールの書き方

コラム

以前、ここで『会社間でのメールの挨拶「お世話になっております」は 便利な言葉だけど工夫も必要だと思いませんか?というタイトルで、仕事上でメールをする際のメール文の書き方について記事にしました。
記事は こちら

今回はその続編のようではありますが、標題通り『自分が受信して「いいね!」と感じた ちょっと気の利いたメールの書き方』について、私なりの意見をお伝えしたいと思います。

今回注目したいのは挨拶と本題のつなぎ。といえば誰もが想像できるあの言葉「早速ですが~」という言葉。ビジネスシーンでも比較的よく使われているフレーズですが、唐突にならないように「さて」や「ところで」といった感じで使われています。

メールは、挨拶をした後に本題へと話の内容を移すパターンが多くなっていますが、「早速ですが~」、「早速でございますが~」でワンクッションを置くことで、一方的な印象が和らぎ、読み手も心の準備ができるわけで、とても便利なフレーズではあります。

同じように「お忙しいところ誠に恐縮ですが~」、「ご迷惑おかけして誠に申し訳ありませんが~」、「突然で恐縮ですが~」「お手数をおかけして恐縮ですが~」などもクッションの言葉として効果的ですね。

相手と自分との立場や親密度にもよりますが、親しみを込めて書きたいときは、このつなぎの間にもう一つ、ちょっと気の利いたフレーズを挟むことで読み手への印象をよくすることになると思います。
そんなつなぎのワンフレーズで私が「いいね!」と感じた例を少し…

親しい方には、ニュースや天気にふれて

雨の影響で○○線が止まっているようです。

帰宅時までに復旧するといいのですが…。

 今日はあいにくの雨、梅雨明けが待ち遠しいですね。

相手への配慮

大変ご多忙のこととは思いますが、取り急ぎお伝えしたいことがございます。

空気が乾燥しているせいか風邪が流行っているようです。
くれぐれもお大事になさってください。

急なご連絡となり、誠に申し訳ございません。

感謝の言葉を添えて

先日は、遅くまでご対応いただき、ありがとうございました。

いつも細やかなご配慮ありがとうございます。

いつもお心にかけていただき、大変恐縮しております。

〇〇様のお取り計らいにはとても感謝いたしております。
貴社にはこれからもより一層貢献できるように努力いたします。

 

などなど、メールの基本は「シンプルイズベスト」ですが、短い中にも書き出しでほんの少し、さりげなく気持ちを伝えることが、ビジネスメールを円滑にやりとりする秘訣かもしれないと思っています。

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