防災月間に考える非常食のこと。「ローリングストック」とは?

コラム

ローリングストック

「防災の日」で始まる9月は、「防災月間」でもあります。

1923(大正12)年9月1日に関東大震災が発生したこと、9月は災害が多いことから、災害に備えながら知識を深めるために制定されました。

特に台風災害が発生しやすい9月ですが、今年の発生傾向はどうでしょう。
「大型台風の特異日」とされる9月17日がちょうど3連休に重なりますので、天気が心配です。

台風の日にコロッケ?

台風といえば、ネットを中心に「台風コロッケ」というワードが話題になったのをご存じですか。
SNSを中心に広がった「台風の日にコロッケを食べる」という風習です。

きっかけは2001(平成13)年8月、大型台風11号が日本に接近した際のこと。

当時利用者が急増していた電子掲示板の台風速報のスレッド(トピックス)に書きこまれた「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」という書き込み。
なんの脈絡もないコロッケ爆買いの報告がスレ民(掲示板に集まる人々)に広がり、「台風コロッケ」の慣習が定着したとされています。

その後台風接近時にスーパーのコロッケが完売したという話や、揚げもの売場で販促キャンペーンが実施された、といった話が全国に広がりました。

沖縄の非常食「ヒラヤーチー」

同じような話は、毎年台風の影響を大きく受けている沖縄にもあります。

沖縄では台風のときに「ヒラヤーチー」という家庭料理を食べる習慣があるといわれています。
おやつの定番でもあるヒラヤーチーは「平たく焼く」の沖縄訛り。

小麦粉を水でとき、ニラやネギ、ツナなどの具と混ぜ合わせて焼き上げるチヂミ風の料理で、沖縄では非常食としても定着しているようです。

ふだんの食事に非常食を!ローリングストックとは

非常食

台風接近時のコロッケやヒラヤーチーもよいのですが、いつ起こるかわからないすべての災害を想定して非常食を準備することは、重要な防災対策のひとつです。

非常食は非常事態に適した食品であり、災害時の必需品でもあります。
特徴としては長期保存が可能で、手間をかけずにおいしく食べられるもの。

ひと昔前は乾パンに代表されるように、非常食は特別な準備として考えられていましたが、今は買い足しながら使っていく「ローリングストック」が新しい習慣です。

「ローリングストック」は、普段食べている食品を少し多めにストックして定期的に食べながら非常時に備える方法で、非常食を日常の一部として捉えることが大切とされています。

お米・乾麺・パスタなどの主食類、缶詰・カップ麺・レトルト・菓子類など賞味期限の長い食品とともに、冷凍庫に保存しておく食材も日常備蓄の一環です。

「回転させながら蓄える」ということで「Rolling Stock」とネーミングされていますが、実は英語圏の人たちには通じない和製英語です。

要は、非常時を意識したうえで、1週間分程度の家族の食べものをきちんと確保できる状況を保てるかがポイントのようです。
備蓄食品をみんなで持ち寄って、たまに開くローリングストックパーティはいかがでしょうか。

 


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