こんにちは。営業部のジャノメです。
当社の製造現場である福浦工場には、アッセンブリ作業を行う「アッセンブリグループ」があります。
「アッセンブリって言葉は聞いたことあるけど、何のこと?何をやってもらえるの?」と思っている方もいらっしゃるはず。
そこで今回は、アッセンブリ作業とはどんなことをやっているのか、その一例をご紹介しようと思います!
アッセンブリ作業とは
はじめに、アッセンブリについて簡単に説明します。
アッセンブリとは英語で「assemble」。
「集める」「組み立てる」という意味があり、印刷業界では、製造工程の中で行う組み立て工程のことを指します。
組み立てと言っても、プラモデルのように細かいパーツを組み合わせて…というものではなく、「複数のアイテムをひとつにまとめる作業」といった方がわかりやすいかと思います。
例えば、
「複数の販促ツール(Aを20個、Bを30個、Cが…)を一つの箱にまとめて送ってほしい」
「DMをお客さまに送りたいので、5種類の印刷物を封筒に入れて1,000人に発送してほしい」
といったご要望に応えるために、アッセンブリ作業が必要になります。
アッセンブリの詳しい説明については、こちらの記事もご覧ください。
▼【アッセンブリって何?】知ればいつもの仕事が楽になる!
▼アッセンブリ品質維持のために行っている4つのこと
アッセンブリ作業を行う製造工場の様子をチラ見せ!
当社が以前行ったアッセンブリ作業は、62種類のアイテムを送付先ごとに異なる部数に仕分けして発送する、といったお仕事でした。
ちなみに、当社は印刷会社ですが印刷物以外のアッセンブリ作業も行っています。(※食品は衛生上の観点から承っておりません)
この時の作業のポイントとしては、『ピッキングをする人』と『数量をチェックして梱包する人』を分けて行っていくことです。
ピッキング担当者はカートを押しながら各アイテムを段ボールに入れていき、中央の梱包担当へ渡します。
梱包担当者はピッキングされた内容がピッキングリストと合っているか再度確認し、梱包して送付伝票を貼り完了、といった流れです。
(写真は福浦工場の様子)
このように作業内容を分担して行い、間違いのないよう進めていきます。
ちなみに、営業部員もたまにお手伝いに行くこともあります。(この日はダンボールをたくさん作りました)
アッセンブリ作業を行う野毛印刷の強み
ご相談いただくお仕事によっては作業内容が複雑なものもありますが、野毛印刷の福浦工場では、まず数量チェックを徹底して行っています。
支給物の数量をチェックして、作業開始前と作業後で、数量に差違が発生していないかを確認。
また、作業自体を100単位で区切りをつけて行うため、差違が発生しにくく、ミスを見つけやすい状況を作っています。
これは全ての作業が終わってから、「余った」「足りない」などといった事態が起こらないようにするためです。
今回ご紹介したような、ピッキングと梱包の作業者を分け、ダブルチェックを行うような体制もスタンダードで行っています。内容によって、重量チェックも組み合わせて行います。
さまざまな仕様やご要望に対して、ピッキングリストの作成からピッキング方法、梱包方法など、最適なものを選択して柔軟に対応できるのが当社の強みでもあります。
「アイテムを全部送るから、そちらで仕分けして発送してほしい」「社内で管理するのは大変だから、在庫管理まで任せたい」などなど…。
アッセンブリ作業にお悩み・課題をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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