フラットデザインとは―トレンドデザイン研究所 番外編―

クリエイティブ / デザイン

こんにちは!
デザイナーのニシヤマです。

当社が毎週定期配信している「ツナガル!マガジン」に掲載してきた、「トレンドデザイン研究所」。今回はその番外編として、トレンドとして既に定着している「フラットデザイン」について研究してみました。

最近の流行を語るにあたって外せないデザイン、フラットデザイン。
その名の通り、立体感や光沢感、質感などをなくし、シンプルでフラットに表現する手法です。

みなさんがよく目にしている、iPhoneのアプリアイコンなどがフラットデザインとして定着したことにより、一気に広まっていったそうです。たしかにスマートフォンの画面で細かい質感や立体感などリアルな表現をするのは難しいですし、ユーザー側としても見づらいですよね。

つまり、パソコンの大画面や、紙面上とはまた違った美しさとして採用され始めたのが、フラットデザインなのです。

さて、ここまではフラットデザインができるまでのことや特徴などについてお話ししました。次は、フラットデザインを作成するポイントについてまとめてみましょう!

フラットデザインのポイント

1.平面的な表現、シンプルな色使い

シャドーやグラデーションなどの、立体感を感じさせる表現をなくし、装飾を控えます。アイコンやイラストなどは、対象物によって向き不向きがありますが、できるだけシンプルに表現するとよりフラットデザインらしくなるでしょう。

2.大胆な色選びと色の面積

ポイント1にあるように、グラデーション などを使わずシンプルな色使いで統一することは基本ですが、それだけだと大味な印象になってしまいます。広い範囲で、パキッとした強い色を使うことによってダイナミックさを表現することができます。

3.書体はモダンで読みやすいものを

シンプルさが重要なフラットデザインには、装飾感の強い明朝体やポップな書体は向きません。ゴシック体を中心に使用し、目立つ部分は大胆に太く、そのほかは細めのウェイトなど統一感を出すことで、フラットでありつつもインパクトのある表現になります。

 

トレンドデザイン研究所 番外編はここまで!

フラットデザインについての研究はいかがでしたでしょうか?日常で、フラットなデザインを目にした際には、この記事を思い出してみてくださいね。

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