こんにちは。クロスメディア推進課・映像ディレクターのワタリーです。
皆さんは、パワーポイントなどの資料を画面に映しながら解説をする「プレゼンタイプの教育動画・研修動画」を見たことはありますか?
高度な編集技術を必要とされないこともあってか、実際に観てみると「見にくい、聞こえにくい、飽きる…」といった感想を持つ方も多いかもしれません。
誰でも比較的簡単に作れる研修動画ですが、見やすく、且つ正しく伝わるように作るのは意外と難しいもの。
そこで今回は、「教育・研修動画」の制作のポイントをプロがわかりやすくお伝えします!
研修動画制作のポイント①パワーポイント
まずは資料となるパワーポイントをきれいに、見やすく作るよう心がけましょう。
パワーポイントを見やすく作るコツは、過去に当社のデザイナーが解説しています。
レイアウトやフォント選びの参考にもなるので、ぜひ読んでみてください。
▼パワーポイントのおすすめフォントは?パワポが見やすくなるコツをデザイナーが解説!
この記事で紹介しているポイントに加えて、動画で使用する場合は視聴者を飽きさせない工夫が必要です。
そのためには一枚あたりの情報量を減らし、ページ送りの回数を増やすことです。
視覚上の変化を頻繁につけて、視聴者の眠気を誘わないよう工夫してみましょう。
研修動画制作のポイント②カメラ
プレゼンターを撮影する、カメラの高さも注意が必要です。
特にライブ配信の場合はノートPCのインカメラを使うことが多いと思いますが、インカメラだと見下ろすようなアングルになってしまい、無意識のうちに視聴者に威圧感を与えてしまうことも。
家庭用のホームビデオカメラをプレゼンターの目線と同じ高さに置く、あるいはインカメラを使うなら高さを調整するなどの工夫をしてみてください。
マニュアル機能で明るさやピントを調節できるカメラなら、さらに良いでしょう!
研修動画制作のポイント③マイク
プレゼンタイプの教育・研修動画で視聴者をイライラさせてしまう原因は、意外にも音声に関わるものが多いようです。
内容が聞こえないのは視聴者にとって相当なストレス。
口元から遠いマイクで録音してしまうと、視聴者側はボリュームを上げるとことになり、雑音も大きくなります。
そうなると動画の内容に集中できない人が増えてしまうのも納得ですよね。
ピンマイクやイヤホンマイクを使用して、明瞭な声を届けるようにしましょう。
研修動画制作のポイント④原稿(セリフ)
ふだんは気付かないと思いますが、文字として読んでわかりやすい文章と、耳で聞いてわかりやすい言葉は異なります。
代表的な例は「約」。
「約20万件」は文字で読めば理解しやすいですが、耳で聞くと「120万件」と聞き間違えてしまうことも。
このように、文字ベースで作った原稿は耳で聞いた時に正しく伝わらないということが起こります。
喋りの原稿を作る際は、耳で聞いた時にわかりやすい言葉を選ぶようにしましょう。
ちなみにテレビのニュース番組では、テロップは「約」で表記しますが、喋り原稿では「およそ」に言い換えるのがセオリーになっています。
ぜひ日頃のニュース番組をチェックしてみてください。
いかがでしょうか?
研修動画を作るときの参考にしていただければ幸いです。
ただ、今回の記事を読んで「自分に作れる自信がない…」「どうせならクオリティの高い動画を作りたい!」と感じた方もいらっしゃると思います。
その方はぜひ、当社にご相談ください!
当社はこれまで、メーカーさまや証券会社さま、公共団体さまなどからご依頼を受け、今回紹介したような教育・研修動画を数多く制作してきました。
プロの視点で動画を制作します。
お気軽にご連絡ください。
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