相鉄線、2019年11月30日東京直通!新駅開設!【地元民がその実情を語ってみた】

コラム

相鉄線について地元民が余すことなく語ります!

まさか相鉄線の名を全国ニュースで見ることになろうとは……。

2019年11月30日に、相鉄線が東京との直通運転を開始しました!
確かに、首都圏の大手私鉄を名乗っています。でも、東京に繋がっていなかったのです。横浜市(と大和と座間と海老名)の住宅地を走る路線。東京の人たちには馴染みがないよね、と相鉄沿線在住の地元民としては思います。

相鉄線の東京直通の話は以前からありました。「××年度開通予定……延期」、「××年度開通予定……延期」、と二度も延びていて、正直ホントに繋がるの?と疑っていました。路線が分かれる西谷駅も、そんなに目立った工事をしていなかったような……?

でも、二俣川駅再開発、いつの間にか駅ビルが綺麗になっていました。「11月30日」と具体的な日付がでかでかとポスターに。女性専用車両の場所と時間帯変更のお知らせもポスターに。

ホントに?ホントに開通するの?テレビでも言ってるよ?

……ホントに開通しちゃいました。

前日、前の週と2回に渡って「タモリ倶楽部」で紹介されて相鉄の方たちの盛り上がりっぷりを垣間見、羽沢横浜国大駅(横浜国大羽沢駅……? どっちがどっちかわからなくなっちゃう)の人出がテレビのニュースに取り上げられました。(近くなので電車に乗って行ってみたけど、タモリ倶楽部で書いていたサイン見つからなかった……)。

そんな相鉄線に問題が…?!

さて、休日はいいのです。問題は平日です。毎日のことです。
そう、行き(横浜駅)と帰り(地元駅)の通勤ダイヤ……。大幅な改正で、事前に時刻表を配っていました。それを見て、「?」……いつも乗る時間、ここなら間に合う時間、……それよりちょっと待って、なんでここで9分も空いてるの?

相鉄の朝の時間帯、ラッシュ時なら5、6分おきだったんです。それが7、8分! 朝の時間帯にそれはない! 一時間の本数減ってない?! 前より5分~10分早く出ないと! 渋谷新宿方面に走る電車は西谷から分岐、それより横浜寄りならそんな影響ないと思っていたのに……。

ちなみにいずみ野線沿線在住の友人は通勤で横浜駅に出るのに「今までより10分早く出ないと」。海老名寄りの同僚は改正前は影響なさそうと言っていたのですが、いざとなると「乗りたい特急逃すと次の急行だと途中で特急に追い抜かれて、10分15分横浜駅に着くのが遅れる!」「横浜から帰るのに、座ったままで帰りたいのに二俣川で乗り換えた方が早く着くようなアナウンスが……」などなど、不満が噴出です。

あれ、横浜駅を行き来するのになんか不便になってない……?

もともと相鉄線沿線の住民は横浜近辺に働く人が多いそうです。まあ、東京に繋がってなかったんだから、自然とそういう人たちが集まる筈ですよね。

ちなみに海老名から新宿行くには相鉄線を使うより小田急線使った方が安いらしいです。

西谷から横浜寄りの駅から渋谷には、横浜乗り換えで東横線利用のほうが安い。でも時間帯によっては早く着く。ただし、相鉄線の羽沢横浜国大駅経由は、平日昼間は30分に1本。横浜市内の路線とは思えない……。

そんなことを考えたら、今回の東京直通運転で一番利便性が高いのは二俣川駅かもしれません。

2020年度に東横線とも繋がれば、今度は別の便利さを実感できるかも……?

相鉄線は横浜の海をイメージするネイビーブルーの新車両をJR乗り入れに使っているそうです。でも相鉄線、海沿いは走っていないんですよね……。西谷から海老名寄りでは埼京線の緑の車両が目撃されています。

それより相鉄線ゆるキャラ「そうにゃん」を使った吊革(可愛い!)を大宮とか川越に行く車両に使って欲しいなあ、なんて思ったり。


さて、神奈川県民なら相鉄沿線在住でなくても馴染みのある方は多いと思います。二俣川駅。運転免許センターがあるのです。
免許更新の際には新路線にも足を延ばしてみてはいかがでしょう?

TAG:時事 横浜 

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