【野毛印刷との壁打ちが生んだ】三英社製作所様「80周年記念ツール」【ユーザーインタビュー】

インタビュー(対談)

こんにちは。マーケティング担当の和田です。
本日は周年事業ツール一式の制作をご依頼いただいた三英社製作所様を訪問し、ツール制作の背景や、野毛印刷はお客様にどのような価値が提供できたのかをインタビュー形式で伺ってきました。
〈作成したツールについてはこちら:【周年事業で企業価値向上を】株式会社三英社製作所様「80周年記念誌」

普段のお仕事では語られることのないユーザー様の貴重なご意見をコンテンツにいたしましたので、周年事業をご検討中のお客様だけでなく、野毛印刷ってどんな会社なの?と感じていらっしゃる方にもぜひお読みいただければと思います!

ユーザープロファイル


株式会社三英社製作所様は東京都品川区に本社を置かれ、電力会社向けの機器製造・販売、電気工事・電材店用機器の製造・販売、再エネ・レジリエンスを中心に事業を展開されている創業80年の企業様です。
今回は創業80周年に際して制作された記念誌を中心にお話をいただきました。ご対応いただいたのは、経営管理本部で周年事業プロジェクトの中心としてご担当された黒須様です。(以下敬称略)

【コンテンツ目次】

圧倒的に制作ノウハウと時間がない中で、デザイナーの方まで一緒に来てくれた
● 野毛印刷との壁打ちが生んだ記念誌
● 家族に見せた社員から大きな反応があった
● できないと分かっている所には相談をしないし、期待もしない
● 深く入り込んでもらって、お客さんのいいなりになって欲しくない


和田 本日はどうぞよろしくお願いいたします!80周年の記念誌だったということですが、80年続く企業というのは、なかなか少ないですよね?

黒須 そうですね。記念誌を作るにあたってトップページに何を載せるかという話になったのですが、80年ってどういうものなのか実感が湧かなくて、、、。数字で見ると重みがあるようでないような感じですよね?このくらい生き残る会社って少ないということを伝えたかったんですけど(笑)、、、。100年企業とかだとすごく少ないじゃないですか?

80年だってそれなりに大変だよっていうのを知ってもらえればと思い「1/750(日本で80年継続できる企業の数)」という表現に行きつきました(笑)。

当社の場合、どんなに長くても在籍して40年くらいなんです。会社の歴史80年のうち、半分は知らないわけですよ。さらに、在籍年数の平均となると20年くらいなので、4分の1しか知らないことになってしまいます。記念誌自体のコンテンツとしてはボリュームが少ないのですが、数字的な根拠も持ちつつ、改めて長く作られてきたものを自分たちは受け継いでることを知ってもらえればと思いました。

圧倒的に制作ノウハウと時間がない中で、デザイナーの方まで一緒に来てくれた

和田 ちなみに当社営業(田中)はどのような役割で関わらせていただきましたか?様々なツールを作っていく中で、どういう立場や役割だったのでしょうか。分からないことは何でも聞いてみる、みたいな?

黒須 そういう意味合いも確かにありました。もともと同じ部署で別の者が担当していたのですが、なかなかうまく回せていなくて。こんなものを作りたいというイメージはあったのですが、実務的なところがうまく回らないところで、私が担当することになったのですが、デザイン制作スケジュールの調整を何度もしてもらいながら進めてもらいましたね。ある程度余裕をもってスタートしたはずなのですが、最後の方はどんどんスケジュールがタイトになってしまいまして、もともと予定していた半分ぐらいの期間でやっていただきましたので、非常に助かりました。

私の意図を汲んでいただきながら、新しいアイディアなどをデザインの方と調整していただいて、
スケジュール通りに出していただのは、ほんとにありがたかったですね。

和田 黒須さんから具体的に何かを示してもらうというよりは、アイディアベースのものを営業とやり取りしていったイメージですか?

黒須 記念誌と呼ばれるものは50年記念で作っていたようなのですが、制作ノウハウが残っていないし当時の資料もほとんど残っていませんでした。今回コンセプトも途中から変わったりもした中で、こういう風に進めていくのだとか、こういうものが必要だということを交えながら、色々とアドバイスをもらった感じです。時にはデザイナーの人が一緒に来ていただいたのも助かりましたね。

和田 デザイナーが営業に同行したのはお役に立ちましたか?

黒須 私がなんとなくイメージしていることを言葉に落としていただいて、次の打ち合わせや、時にはその場でラフに落とし込んでいただいたのは大きかったですね。思い浮かんだイメージを自分たちで形にすることは難しいので、参加者へその場で同意をとることができてスムーズに進みました。

和田 打ち合わせでイメージを持ち帰って、次の時にお出ししたら全然イメージと違ったということは少なかったですか?

黒須 デザインやレイアウトでこちらから大きな意見をいったことは殆どなかったですね。
制作のノウハウやスケジュールが圧倒的に少ない中で、デザイナーの方も一緒に来てくれて考えてもらったのは非常に大きかったです。

野毛印刷との壁打ちが生んだ記念誌

和田 今でもお付き合いされている印刷会社さんはありますか?当社の場合、同じ印刷会社という名前でも、少し他社さんとは取り組み方が違いましたか?

黒須 以前75周年のときに、別の会社さんに映像を作っていただきましたね。野毛さんの場合はちょっと新しい印刷会社さんというイメージでした。

和田 ちなみにどんな所にそのようなイメージがありますか?

黒須 それぞれの会社のホームページで、色味とかデザインとかページ構成を比べてみると、野毛さんは、色々なデバイスでも見えるようシンプルで色味も明るくて、コンテンツの配置が複雑でなくユーザビリティが良いと思いました。実際に営業担当の方の年齢も、野毛さんが圧倒的に若いです(笑)
デザイナーの方も見て、全体的に若いかなという印象です。

和田 印刷会社も様々で、いろいろな営業スタイルや強みがあると思うのですが、野毛印刷の場合、お客様の指示だけをいただくというよりは、一緒に課題に対して考えていくというスタンスでして、そういったことがお客様への提供価値になるのではと考えていますがいかがしょうか?

黒須 とにかくノウハウが無かったので、、、。コンセプトも途中で変わったりする、ふわふわした感じのものでしたし。だけど創業記念日という期日が決まっている状況で、イメージを具体化していただくところは並走していただきながら、こういう風ですか??と提案していただいて初めて「そう・そうじゃない」とかっていうやり取りができるんです。そういったやり取りがあったからこそ、今回の素晴らしい記念誌ができあがったと思っています。まさに野毛さんとの壁打ちって感じですかね(笑)

和田 壁打ちが生んだ80周年記念誌。素晴らしいです!!極端な話、どんなに価格が安かったとしても、ネットプリントでは実現しなかったということですよね。一人でどんなに頑張ってもたどり着けない領域だったということでしょうか?

黒須 本当にそうですね。良い意味で三英社らしくないと言われています。当社で配る記念誌というと、いわゆる「The記念誌」という堅いものになっていたと思うんですけど、今回の記念誌は見た目も違いますし、色合いもこれまでとは違うものが完成しました。

家族に見せた社員から大きな反応があった

和田 周年事業を通じてなにか効果はありましたか?元々の目的や、経営層からの指示はあったのでしょうか?

黒須 経営層からは具体的なアイデアなどの話はなかったのですが、記念誌と言えば会社を知ってもらうことと、最終的には会社の未来を表現して、その間にコンテンツを入れていくというのがベーシックだと思います。今回はその形を踏襲することにしました。各事業所で仕事をしていると他の事業所を知る機会は少なく、会社全体を知らないということが起きる。さらに当時の売れていたものや苦労は振り返らないと知れないことだし、その当時の社員がいなくなっていれば分からなくなっているので、歴史を知らない人も増えていきます。そういったことを散りばめることで、記念誌を通して知ってもらいたかったですね。三英社製作所ってこんな過去もあるし、これからこういう未来もあるということを漠然と伝えられればと思っていました。

最初は感謝というテーマもあったのですが、何に対して感謝なのかな??ということになって、なんか恩着せがましいかなとなりまして「知る」ということをキーに過去と未来に「現在」を足して表現していきたいということになりました。最終的には、それぞれのコンテンツのタイトルをうまく組み合わせると「三英社製作所」という社名になるというアイディアが採用されて、とても印象的な目次ページができましたね。

和田 記念誌を配布したことで、どのような反応がありましたか?

黒須 創業記念日に全員へ手渡しで配布しました。ご家族に見せた方からは「こんなの作ってるんだね!」という反応がけっこうあったみたいです。当社のあつかっている製品は目立たないものが多いので(笑)個人的にも何をやっている会社なの?と聞かれて上手く説明できないことが多くて歯がゆいです。
自分の家族の会社がどんなものを作っていて、こんな歴史があったということを知ってもらえたみたいで、知ってもらうという狙いは達成できたのかなと思います。

和田 きっと社員の方も嬉しかったのではないでしょうか?仕事へのモチベーショにも繋がっている気もします。

黒須 それをこっちから聞くとわざとらしくなっちゃうので深く聞いてないのですが、きっとそうなんでしょうね。だからこそ「家族に喜んでもらえた」という声も出ているのだと思います。

できないと分かっている所には相談をしないし、期待もしない

和田 当社を知っていただいたのは展示会(2019年 働き方改革EXPO)がきっかけだったとか?

黒須 もともと展示会で見に行こうとしていた企業はある程度目星をつけていて。
展示会で実際にお話をきいてみたら、色々なツールの提案をしていただけるということでしたので、野毛さんだったら上手くいくのではないかなと感じました。

和田 他の印刷会社さんも見られたのですか?

黒須 見てないですね。その時はホームページのリニューアル関連で探していたんですけど、
対応していただいた方の感じとか、その他にも色々とできるっていう所が野毛さんは良かったのだと思います。

和田 当社はコンサルティング領域からロジスティクスまで、ワンストップでサービスをご提供しているのですが、色々な業者とやりとりする方が価格などのメリットがあるのか、それとも一社としっかりとやるほうが良いのか。黒須さんとしては、どちらが良いかというお考えはありますか?

黒須 一社としっかり取り組んだ方が色んな面を見てもらえますし「こことここがリンクしますよね?」みたいなこともご提案いただきやすいと思います。それこそ、この記念誌を作っていく中で、動画も相談して、ご提案いただいたのもそういうことだったと思います。
こちらとしても、できないと分かっている所には相談はしないと思いますし、今回も、映像もやっているということを何となく聞いていたので、相談をさせてもらいました。

かつ、記念誌も完成に近づいていて、出来上がりのクオリティが良かったので!
そこに満足していれば、こんなこともできる?という要望や相談が出てくると思います。
記念誌のクオリティがこれくらい高ければ、質の高い映像も作ってもらえるかな?という思考になるという流れです。

さらにそういった関係性が築けていると、知り合いの会社を紹介するということも出てきますよね。
実際に知り合いで記念誌を作りたいという会社がありましたので、野毛さんをご紹介しました。
それも、今回の当社の記念誌のクオリティに満足していた役員から、記念誌を作りたいという会社があるので紹介したいという経緯になったわけです。

和田 こうして営業という「人」を立てているビジネスモデルの価値なのかなと思いました。
今後もそこを追求していかないと社会からは必要とされなくなってしまいますよね。

深く入り込んでもらって、お客さんのいいなりになって欲しくない

和田 印刷会社としての枠を超えていてもいいので、今後、野毛印刷とこんなことがしたい!
ということがありましたら、ぜひ遠慮なくお聞かせ下さい。

黒須 まだお願いしてないのですが、ホームページのリニューアルですかね。いまとりあえず完成はしているのですが、まだまだ手を入れたいところはあります。
次に見直すタイミングでぜひ野毛さんと一緒にできたらと考えています。

採用に関しては、今回映像のコンテンツを作っていただきましたが、いま採用ツールはアナログのものからデジタルまで各社さん試行錯誤している部分だと思いますので、印刷物に限らず色々とWebも含めて「採用戦略」という観点で、一緒に取り組んでいきたいですね。
他社ではこんな事やっていますよっていうのを、情報としてもらうだけでなく、こちらから課題を相談して、一緒にそれを解決していくイメージです。

会社案内も、まだまだ分かりにくいと思っています。
会社説明会で学生にも同じものをつかっているのですが、学生目線に立つと不親切かなとも思います。それこそ現在の採用活動では、親御さんのご意見も就職に影響してきますので、適切な採用ツールというのを忌憚のないアドバイスいただきながら、作っていけたらと思います。

深く入り込んでもらって、お客さんのいいなりっていうよりは、なんでも言ってくれるような関係でやり取りできたらいいなと思います。
私たちは自分の業界は知っていても、他の業界や会社のことはわからないので、色々な会社とお付き合いのある野毛印刷さんからじゃないと知れない情報もあります。
自分たちの知っている情報と掛け合わせて新しいものを作っていきたいですね。

インタビューを終えて

野毛印刷があるべき関係が、三英社製作所様との間には築けていると感じました。
本当にありがたいことに「深く入り込んで、お客様のいいなりになって欲しくない」というお言葉をいただいたのが印象的です。
ご協力いただきました黒須様、本当にありがとうございました!!
なお、今回ご紹介している80周年記念誌についてはこちらの記事で詳しく書いておりますので、ぜひ一緒にご覧ください。

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