第1章 アクセス解析ツールを活用しよう。Googleアナリティクス編

課題解決

はじめに。

はじめまして。野毛印刷のクラタです。
私は主に当社でのウェブマーケティング関連のお仕事を担当しております。
ウェブサイトの構築から、どうしたらお問い合わせや商品が売れるようになるのかを日夜研究しております。
そんな中で自社サイトにどの位のお客さまがアクセスしているのか?どんなページを見ているのか?どこで離脱してしまったのか?などを把握できるアクセス解析ツールとしてGoogleアナリティクスについてご紹介していきたいと思います。

実はこのツールは無料で利用できるツールとしては非常に高機能かつ多機能です。ゆえに1回では皆さまにご紹介しきれないので全10回の連載記事にて超初心者向けの入門編としてご紹介してまいります。

目的

ウェブサイトからお問い合わせや資料請求、見積依頼などの見込み客の獲得を増やしていきたいとお考えの企業様向けに、必要不可欠なGoogleアナリティクスの初心者向けの知識を付けていただくことで、まずは現状把握ができるようになっていただきます。

カリキュラム

1、まずは基本 Googleアナリティクスって何?
2、一番簡単シンプルなページビュー
3、最も重要な指標 セッションを正しく理解しよう
4、知るほどに気になる直帰率
5、ゆっくりサイトを見てほしい 平均セッション時間
6、売上に直結! コンバージョン
7、アクセス解析で分かる一連の流れ1 ユーザーと集客
8、アクセス解析で分かる一連の流れ2 行動とコンバージョン
9、セグメントを使いこなせば脱初心者
10、定点観測が大切な理由

全10回を見ていただくとGoogleアナリティクスの全体感を理解し必要なデータを見て自社サイトがいまどんな状態にあるのかを理解することが可能になります。

今まではただ漠然とセッション数とページビューだけ見ていただけの状態から、意図をもってデータを見に行くことができるようになります。

ではさっそく「1.まずは基本 Googleアナリティクスって何?」から。

おそらくこの記事を見ている皆さまはGoogleアナリティクスを耳にした事があり、自社サイトでも導入はしており、データは取っている。と聞いたことがあるのではないでしょうか。

(もし、まだアクセス解析も何もしていないという方もいるかもしれません。そのような場合には、アクセス解析をしていないと高額な費用を投入して構築した自社サイトが、いつの間にか使い物にならなくなっていることに気付くこともないということを理解しましょう。またアクセス解析は一部の特別な方法を除いてほとんどの場合、ツールを導入してから後のデータしか取れませんので、1日も早く導入を行う事を検討しましょう。)

ここからは既に前任の担当者や取引のある制作会社がGoogleアナリティクスを入れており、読者の皆さまがログインできる、という前提で進めていきます。

1)そもそもGoogleアナリティクスとは?

自社サイトにどの位のお客さまがアクセスしているのか?どんなページを見ているのか?お問い合わせフォームから連絡をくれない来訪者はどこで出ていってしまったのか?など、目に見えない来訪者の行動を可視化してくれるものです。ただし、Googleアナリティクスで見えるのは、あるページを見た集団の数や、ある行動を行った集団の合計値です。

これらのデータは主に大きく分けて4つに分類されます。

それが、“誰が?”、“どこから来て”、“どんな情報を見て”、“結果どうなったのか?”という内容であり、それぞれがGoogleアナリティクスのメニューになっています。

・ユーザー
・集客
・行動
・コンバージョン

以上4つはGoogleアナリティクスの中では左側のメニューに配置されています。

結論から申し上げると、
上からユーザー→集客→行動→コンバージョンと並んでおり、
意味としては誰が→何処から→どんな情報を見て→どうなったのか?ということですから、
ユーザーメニューから順番に見ていけば良い。となります。管理画面も意味があって、配置されています。

例として、“今回3度目のスマホからの来訪者がGoogleからキーワードを検索してトップページから来訪した。さらに会社概要を見て、お問い合わせに至ったという行動を行った集団の合計値”がわかります。

さらに左側のサイドメニュー内、ユーザーや集客などをクリックするといくつものサブメニューが開きます。あまりの数の多さに面食らうかもしれませんが、全てを見渡す必要は”今は”ありません。

どんな目的で、どんなデータを見るのか?という流れになりますので、その時々で見るものは決まっています。それぞれのサブメニュー内は次回から、本当に必要なものからご説明していきますのでご安心ください。

アクセス解析ツールはGoogleアナリティクスだけじゃない。

Googleアナリティクスの最大の強みは、“極めて高機能・多機能にも関わらず無料であること”。これに限ります。

ウェブマーケティングの業界では、他にもたくさんのアクセス解析ツールがあります。有名なツールはアメリカのadobe社が提供するReport&Analytics(旧サイトカタリスト)やビジョナリスト、PTengine、Yahoo解析ツールなどがあります。それぞれ、ツール開発者ごとに独自な強みや特徴がありますが、Googleアナリティクスのシェアは圧倒的で日本の上場企業の7割近くがGoogleアナリティクス、またはGoogleアナリティクスと他ツールを兼用しているというデータがあります。中小企業ではおそらくほとんどの企業が利用していると思われます。

ただし重要なのはアクセス解析ツールを活用しているか?というポイントになりますが、実態は日本企業の多くがデータは計測しているものの、ほとんど活用できていないようです。ここ数年でアクセス解析は多くの企業で見直されて経営会議や営業会議などでデータが活用され始めています。

・Googleアナリティクスが使いこなせると、どんな良いことがあるの?

私は10年近くGoogleアナリティクスでの分析に携わってきました。その中で周囲の方から聞かれる質問で一番多いのがこれです。今回の記事では、最後にこの質問にお答えして締めたいと思います。

自社サイトからの引き合いや入電が、ある日を境に減少あるいは止まってしまった!という体験は多くの方があると思われます。主な原因を列挙します。

・サイトが見れなくなっている。一部の機能が壊れている。
・競合他社のサイトが特別なキャンペーンを実施している
・検索エンジンでの順位が著しく下がってしまった
・ドメインやレンタルサーバー費用の支払いを忘れていた

これらの発生にスグに気づけば良いですが、多くの場合自社サイトは今日も問題なく動いていると過信していますので、発見が遅れます。最悪の場合、気づいた時には何日も経過していて、大変な機会損失が発生してしまいます。

しかし、Googleアナリティクスを導入して定期的に見ていれば、サイト内の一部・全部に関わらず異常事態に気づくことができたのです。異常事態ばかりではありません。YahooやGoogleからの検索エンジンからの流入が長い期間をかけて、徐々に悪化していたとします。このような緩やかな悪化も1日でも早く気づけば、被害が少ないうちに対策を講じることができます。

Googleアナリティクスが導入されていない、そもそも見る文化がない場合には、これらのような変化に気づくこともなく、対策も行われず、いつの間にか「うちのサイトはもう古いからお客さんが来ない」という根拠のない理由から、また大金をかけてリニューアルをしてしまうことになります。サイトをリニューアルする時は、なぜリニューアルするのか?全部ではなく、一部が悪いだけではないか?問題があるのは、どの部分なのか?リニューアル後には、その問題は解消されたのか?リニューアル前後でどのくらい良くなったのか?などデータを計測していなければなりません。

如何でしょうか?この記事を読みながら、あ。。。と思われた方も多いのではないでしょうか?でも今からでも遅くはありません。

ぜひ、アクセス解析ツールを導入していただきたい。
そして、アクセス解析ツールを活用していただきたい。

アクセス解析ツールから得られる情報は他にも多数存在します。

自社サイトも我が家と同じとお考えください。壁にひびが入ったり雨漏りしていたりすれば、修理します。サイトも同じように、メンテナンスをして問題個所をその都度なおしていかなければなりません。

アクセス解析ツールはそのための、ツールであるとお考えください。
次回は第2章、「一番簡単シンプルなページビュー」についてご紹介いたします。

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