今まで描いてきた絵画や書き綴った文章などを、書籍として形に残すことは誰もが一度は憧れますよね。印刷会社としてお手伝いできることのひとつに、プライベートな本づくり「自費出版」があります。
そこでは本の形についてお客さまのご要望をうけて、いろいろ提案させていただいておりますが、今回は「自費出版」という視点で、いつか作ってみたいオリジナル本の製本について、これまで経験を含めてお伝えします。
書籍にするならやっぱり上製本!
上製本は表紙を厚紙で包んだ、これぞ本!な形の仕様です。ハードカバーという呼び名が普及していますよね。
黒の台紙に金文字の箔押しをあしらってシックに仕上げたらかっこよさそうです。
更にこの上製本、表紙の素材、本文用紙、見返し用紙の他に、補強や装飾のための「花布(はなぎれ)」という上下に装飾をする部分があるので、用紙を選んだり、色を選んだりと、さまざまな装飾でこだわりを追求できます。
インパクトなら豆本!
豆本は、手のひらに収まる小さいサイズの本。だいたい10㎝×6㎝(A7判)以下のサイズのものをいい、小さくてかわいらしいけど、もらった人にインパクトを与えること間違いなしです。
和綴じもいろいろあります!
温かみや和の心を感じる和綴じは、綴じた糸が美しい縫い目でそのまま見える製本です。綴じ方も高貴綴じ、四ツ目綴じ、麻の葉綴じなど、こだわりだしたらキリがないです。
このようにさまざまな製本があります。
内容ももちろんですが、理想の本を作るには製本も重要な要素です。
本を作るとなった時は製本についても検討してみてください。
迷ってしまってどれが良いか分からないという方はお問合せフォームからご相談ください。
様々な経験からふさわしい製本方法をご提案させて頂きます。