Sansan新オフィス「Sansan ONE」から見えるコミュニケーションの大切さ

課題解決

はじめに

テレビCMでもすっかりお馴染み。名刺を“価値ある資産”に変えるクラウド名刺管理サービスでシェアNo.1のSansan株式会社様の新しいオフィス「Sansan ONE」が完成したということで、表参道の新オフィスにお邪魔しました。なんとバリスタが在駐していて、おいしいコーヒーが飲めるとか…。

ご案内いただいたのは、ブランドコミュニケーション部の長倉さんです!和田紘樹がインタビュアーを担当させていただきました。

和田 よろしくお願いします!さっそくひとつ目はここ(ONE)の目的、コンセプトをご紹介いただけますでしょうか?

長倉「Sansan ONE」という拠点です。

オープンスペースとワークスペースの2つのエリアで構成されています。基本的に業務を行うと同時に、社員同士がコミュニケーションをとることができるスペースという狙い。

ワークスペースには当社のDSOCという組織のメンバーが常駐しています。名刺の読み取りの際には、人工知能を運用し画像解析と手入力を併用しています。DSOCはそのシステムの開発・研究をしているAI技術者やエンジニア、手入力のオペレーションを担当しているメンバーなどが所属していて、まさにSansanの事業の中枢を担っている組織ですね。

オープンスペースについては、どの部署の社員でもいつでも作業やミーティングに利用することができます。

コンセプトで言うと「社員が次なるONEアイディアを生み出すための場」。

ブレストやミーティングを行ったり、ボルダリングの壁があるので、そこでコミュニケーションをとったり…。バリスタが常駐しているので、コーヒーを楽しむこともできます。3月からはバーカウンターでSansanオリジナルレシピのビールを提供できるようにする予定で、6時過ぎたらビールを飲みながらなど、いろいろな活動を通して社員同士で新しいアイディアを出していこうという狙いがあります。

Sansan自体、「名刺=出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げていますので、社内のコミュニケーションもイノベーションを生み出すきっかけにして欲しいという思いがあり、それを後押しするようなスペースとして開設しました。

-思っていたより暗い照明でしたが、とても落ち着く空間でした-

和田 本社のオーバルビルなどにこういったスペースはなかったのですか??

長倉 オーバルビルにもスタジアムというオープンスペースがあります。スタジアムは基本的に社員が集まるスペースで、全社会議などをしたりもします。打ち合わせとか、そこで一日仕事をする人もいます。私も自分のデスクにいるより、スタジアムかONEのオープンスペースで仕事をしていることがほとんどですね。

さすがにスタジアムにはバリスタはいないので、ここ(ONE)との大きな違いですね。

和田 スタジアムって面白い名前ですね。Sansanさんは制度の名前もいろいろと面白いですよね。

長倉 Know Me(ノウミー)とか(笑)。「飲み」に掛けて、私を知ってもらう「Know Me」。

他部署の人と飲みにいくと3000円の補助が出ます。

3人まで補助が出て、一人は必ず別部署でないといけない。お互いを知るための飲み会で、ただの飲み会ではないです。お互いを知って仕事の効率アップに繋げるという施策です。

和田 こうやって集まるところで言うと「WeWork」で知らない人が集まって、夕方からビールを飲んで光景をよく見かけますね。

長倉 コーヒーやビールがあることで、コミュニケーションのハードルが下がる。並んで待っている間に「最近どうっすか」みたいなコミュニケーションが発生する。始業前はみんなコーヒーを買うので並ぶんですけど、待ち時間に会話のきっかけが生まれます。

和田 最近残業削減で必要最低限の会話しかいないことが多いのですが、雑談のような小さいコミュニケーションを活発にとっておくと良いこともありますよね?

長倉 目的のない会話から、意外と問題解決の糸口が見つかったりしますね。先ほど紹介した「Know Me」という制度も、普段業務ではあまり関わらない部署の人と飲むことによって、自分が悩んでいたことが、他部署の人だと簡単に解決したりする。ぜんぜん違う視点を持っているメンバーなので、そういった場で話をすることで新しいアイディアが生まれる。

会社が400人を超える規模になってきて、少し前だったらみんな顔見知りだったのが、会話をしたことがない人も増えてきました。どんな仕事をしているのか、どんな考え方をしているのか見えづらいこともあるんですが、Sansanは社内制度やこういった場を会社が提供して、社員同士のコミュニケーションの後押しをしてくれます。

和田 こうやって見渡すと、ただ休んでいる人はいないですね。

長倉 ああ見えて(大きなビーズクッションにもたれている)、すごい仕事をしています。

ああいうスタイルが集中できる人もいれば、立って仕事するのが集中できる人もいます。

一人ひとりが最もパフォーマンスを出せる環境というのを会社は考えてくれていて、ただ、社員に優しいというよりは「きっちりと成果を出してね、そのためだったら最大限サポートするよ」というスタンス。

和田 こういった場所で、新しい出会いからイノベーションをみたいなことって増えていると思うのですが、実際始まってみて成果が出ていたりしますか?

長倉 正直今のところ、ここから何か具体的な形になった、というケースはまだありません。この場所自体はまだ未完成だと思っています。

私がいるブランドコミュニケーション部はPRグループとクリエイティブグループに分かれています。クリエイティブグループはSansanの広告やノベルティをはじめ、外部とのタッチポイントにおけるクリエイティブ全部を担っています。基本的にクリエイティブグループのメンバーはオーバルビルにデスクがあるのですが、毎週とりあえずONEに集まるという会をやっているみたいです(笑)。コーヒー飲みながら話そうよみたいな。

-この日いただいたコーヒーはSansanのオリジナルブレンド。こだわりがすごいです-

和田 そういう小さなところからアイディアがきっと生まれているんですね。

長倉 このスペースはもっと良くできると思っています。

オーバルビルから7分かかるんですけど、ちょっと距離はありますよね。もっと活用してもらえるためにはとかということはすごく考えています。

ブランドコミュニケーション部は社内のハブになる部署なので、今後出すビールなどもそうですし、どうしたらみんなに集まってもらえるかという、ここを良くするプロジェクトみたいなのも並行して進んでいます。

和田 ちなみにここに、経営層の方がふらっと来たりするんですか??

長倉 ONEがオープンしたときは社内向けにオープニングイベントを開催して、オリジナルレシピのビールを出しました。DSOCのセンター長は創業メンバーの1人で、役員を務めていますが、もちろんみんなと一緒にビールを飲んでいましたよ。あと、CTO(Chief Technology Officer)はボルダリング部の部長なので、よく登りに来ていますね。

またSansanは社員同士のコミュニケーションというのをすごく大事にしていて、30以上ある社内制度は「Know Me」以外でもコミュニケーションを後押しするものが多いです。ボルダリング部もそうですが、部活には活動費の補助が出たり。

-なんとスペースの一角にはボルダリングのスペースがありました-

和田 長倉さんの部署名はブランドコミュニケーションという名前ですが、それはインナーブランディングも含まれるのですか??

長倉 基本的な私のメインのミッションは、対外向けの広報ですが、ベンチャー企業なので「これだけやります」ということはないですね。社内のハブ的な役割をすることも多いです。社内のオンラインのやりとりはすべてSNS(Facebookのビジネス版の「Workplace」)を使用しているのですが、もっとONEに来てねという発信をWorkplaceを使って行ったりもします。

「Workplace」は社内のコミュニケーション向上にかなり一役買っていますね。全社通達などにも使いますし、まじめなお知らせから…「つまみーの」っていうのも…。あ、お酒ばっかりですね(笑)。

基本的に立てたスレッドは全員が見れるようになっていて、いろんな部署のいろんな情報が飛び交っていまして、自分に関係なくても気軽にコメントができます。例えばトラブルが発生して、スレッド上で解決の議論をしているところに、通りすがりの社員から「これ私なんとかできるよ」「これなら関係者知っていますよ」というコミュニケーションが生まれたりすることも多いです。

フロアや拠点がいっぱいある中でも、こういった投稿を普段から見ていると久しぶりに会っても久しぶりじゃない現象が発生します(笑)。ほとんどの社員は顔写真をアイコンにしているし、ぜんぜん会えないのだけど近いみたいな…。

また、社内ではメールを廃止していまして、個別のやりとりは全て「Workplace」のチャットでやっています。

チャットだと「○○様お疲れ様です」みたいな堅苦しいものがなく、コミュニケーションのスピードが格段に上がりますね。

和田 「ありがとうございます」のひと言だけメールで送るのは、ちょっと控えちゃうときがありますけど、チャットなら送りやすいですね。

長倉 なにか特別に返信することがなければ「いいね」を押して会話が終わったりもします。決してコミュニケーションを雑にしているということではなくて、業務効率化、スピードアップのためです。

それは相手が代表の寺田でも同じで、この前寺田に「承知しました」と返事してしまったのですが、「そういうのいいから」と返ってきました(笑)。

リアルでもオンラインでもスムースなコミュニケーションを心がけています。

最後に

Sansanの新しいオフィスができてバリスタまでいる!!ということでお邪魔しましたが、社内コミュニケーションの活性化という明確な目的をお聞きすることができました。

「出会いからイノベーションを生み出す」という会社のビジョンを、場所やツールで自ら体現していて、本当に素晴らしいです。

ご案内いただいた長倉さんも社内制度の細かいところまで楽しく丁寧にご説明いただき、自社について生き生きとお話されているのが印象的でした。

 

ちなみに、野毛印刷でもネスカフェを導入しており、たまたまばったり誰かと遭遇するということもあります。そこで生まれる、ちょっとしたコミュニケーションが大切だったりするのですね。

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