世の中の変化から、販促活動の傾向を考えてみた。

コラム

販売促進の目的とは

販売促進の目的は・・・

「情報を正しく伝えたい」

「記憶に留めたい」

「自社の認知度を上げたい」

「企業ブランドを構築したい」

そして・・・「最終的には利益を向上させたい」「お客様に、自社の商品を買ってもらう」という行動を促すことが、最終目標になるかと思います。

マーケティングの観点で捉えてみますと
(日々、販促に取り組んでおられる方には、「釈迦に説法」かもしれませんが 笑)

消費者がモノを買うまでの行動プロセスとして有名な考え方

「AIDMA(アイドマ)」

Attention(注意)

Interest(興味)

Desire(欲求)

Memory(記憶)

Action(購買)

商品やサービスを知ってから、買うまでの5段階の頭文字をとって「AIDMA(アイドマ)」がありますね。

 

例えば、DMによるキャンペーンをご提案する際には、これらの消費者行動において、

どのプロセスに働きかけるものなのかを意識し、目的を達成するためのデザイン、

そしてコンテンツ作りを目指します。

(この辺の詳細は『印刷物発注時に必要な基本情報まとめ』もご参照ください)

 

さて最近の傾向はなんといってもWEBを活用した販促活動も活発になってきているようです。

特に、世の中のWEBへのアクセス手段が、PCからスマートフォンに移行が加速してきており、

大手検索エンジンのアクセスでは既にPCより、「スマホ」からのアクセスのほうが多いということがわかっています。

ということは…宣伝広告の媒体として「WEB」を選択したときは、もはやPCよりも、「スマホ」で見られることを前提としなければいけません。

 

情報伝達の手法が変化したことによって、消費行動プロセスも自ずと変化しているという考え方をあらわしているのが「AISAS(アイサス)」です。

 

Attention(注意)

Interest(興味)

Search(検索)

Action(購買)

Share(情報共有)

 

ネットによって購買までのスピードが増したこと、また個人間の情報共有、つまり口コミが媒体として重要な位置を占めていることが伺えます。

といった影響もあるのでしょう、巷では特にSNSを活用したによるクチコミによる販促活動を目にすることが多くなってきました。最近目にした、事例を引用しますと・・・

関西を中心に運営するカラオケチェーン店「ジャンボカラオケ広場」が打ち出しているキャンペーン。

 

 

その名も「キスカラ」

 

20歳以上のカップルが、受付でキスをすると割引が適用されるという

驚きのキャンペーンです。笑

 

これは、キャンペーンによる集客の向上という直接的な効果以外に、話題性とインパクトにによるSNS拡散を期待した取り組みではないかと思います。

 

ちなみに、「来る人、来る人とキスしなくちゃいけない店員は大変だな・・・」と当初、私は主旨をまったく理解していませんでした・・・笑

 

こういった販促手法は、多くの人に目に触れ、話題にしてもらうのが大事なので

いかにインパクトのある企画を考え、「誰かに言いたくなる」感覚をくすぐるのが肝になりますね。

 

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