こんにちは。
ウイルスの影響で自粛要請が出され、通常業務にも影響が出ている今日この頃。しかし春は、企業にとってとても重要な採用活動の季節です。通常の採用活動では、合同説明会に出展したり、会社説明会を行ったり、さまざまな採用のためのツールが必要となってきます。今年は合同説明会や自社で開催する会社説明会なども中止にせざるを得ない情勢ですが、採用活動の対策はできていますか?
会社説明会を開こうにも、学生の方がウイルスを心配して、なかなか参加しづらい状況でもあります。そんな状況でも、「採用パンフレット」は、企業の想いや社員の声など、会社案内や短時間の説明会では伝えきれない企業の想いやイメージなどを伝えることができる重要なアイテムとなってきます。説明会が中止になったとしても、会社のホームページなどに載せることで、学生に見てもらうことも可能です。今回は、企業と学生をつなぐ重要な役目を果たす「採用パンフレット」の事例をご紹介します。
採用パンフレットと会社案内の違いとは?
採用パンフレットと会社案内の違いは、大きくは「誰が読むか?」というところです。
会社案内の読み手は、取引先企業や協力会社など多岐に渡りますが、採用パンフレットの読み手は、学生一択です。そのため、より内容を学生向けにする必要があります。
学生が採用活動の時に知りたいことは、
・企業がどのような理念を持っているのか
・実際に働いている社員のリアルな声
・企業の社風など雰囲気
などがあります。
学生向けの内容にすることで、学生の「知りたい!」に刺さるパンフレットとなります。
採用で重要な「テーマ」
今回制作をお手伝いさせていただいたアネスト岩田様は、創業94年の塗装・圧縮機メーカーです。100年企業を目指し、共に未来を切り開いていく仲間を求めていることを採用のテーマとし、パンフレットのタイトルは「NEXT 100」としました。採用パンフレットのテーマに沿って、表紙のデザインや中ページのデザインを作成しております。
表紙は企業の主力製品を並べて、何をやっている会社なのかをわかりやすくしました。
中面は表紙のデザインに合わせて、さわやかなブルーを基調としたデザインにしました。
採用パンフレットは内容で勝負!
採用パンフレットはカッコイイ見た目も重要ですが、企業に合った人材を獲得するという観点では、重要なのはやはり内容になってきます。近年の学生が採用活動する際に求めていることは、就職した後のイメージを持つこと。就職した後のイメージが明確になることで、「この会社に入社したい!」という決意が固まりやすくなります。
なので、今回作成した採用パンフレットでは、
・実際に関わる仕事の内容をイメージしやすくなるための仕事紹介ページ
・世の中でどのような役に立てるのかを紹介する、ビジネスフィールド
・自分がこの会社でやっていけるのかという不安要素を軽減するための先輩社員の声
・働くイメージをより高めるために、施設の写真や福利厚生などのワークスタイルを紹介するページ
の4つを盛り込んでいます。
製品が世の中のどんなところで使われているのかを、街のイラストを使ってわかりやすくまとめています。
施設の写真を載せることで、どんな場所で働くのか?働く環境をイメージしやすくさせます。また、福利厚生などの情報を載せることで、安心して働けるということを学生にアピールすることができます。
その他採用ツールの制作も、お任せください!
内容が充実していて見た目もカッコイイ採用パンフレットができ上がったら、さらに他社様と区別をつけるために取り組みたいのが、採用ブランディング。さまざまツール作成、合同説明会への出展、自社で行う会社説明会など、採用活動を総じて一つのプロジェクトとして行うことで、企業のブランドが確立し、より企業に合う人材の獲得が期待できます。
採用ブランディングについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ一度お問合せください。
採用に関する記事はまだまだあります!あわせてこちらの記事もお読みください。
*採用ツールの導線設計からご提案させていただいた事例です。「インターアクション様 リクルートツール」
*学生向けに“くだけた”採用パンフレットはいかがですか?「変わったデザインでリクルートパンフを作ってみた」