【オリンピックはピクトグラムの歴史?】その歴史を紐解いてみた

コラム

当初の2020年開催から一年延期となってしまった「東京オリンピック・パラリンピック」。どちらも2021年の開催まで一年を切りました。
新型コロナウイルスの恐怖は依然としてありますが、無事開催されることを祈るばかりです。

そして、デザインに携わっている身としてオリンピック関連で気になるのが、やはり「東京2020オリンピックスポーツピクトグラム」です!

※この記事は2019年5月に公開されたものを再編集したものです。

ピクトグラムとその歴史

「ピクトグラム?」とご存じない方もいらっしゃるかと思います。
簡単に説明しますと、「何らかの情報を、言語に頼ることなく簡略化されたカタチにより表現する技法」のことを言います。わかりやすい例としては、トイレのマークがまさにピクトグラムです。それのオリンピックの種目別のマークがあるのです。

なかでも注目は、今大会から新たに加わったサーフィンやスケートボード、スポーツクライミングなど新種目のピクトグラムです。
どれも各種目の「ここぞ!」という一瞬を切り取った躍動感のあるデザインで、特に「自転車競技BMXフリースタイル」は秀逸です。種目の特長・内容が知識のない人にも一目で伝わる、これぞまさにピクトグラムと言えるすばらしいデザインです。

また、このピクトグラムは大会ごとにデザインされており、1964年の前回大会の東京オリンピックが始まりと言われています。従来の大会にはなかった「言語も習慣も多種多様な人たちに伝わるマーク」としてインバウンド対応に絶大な効果を発揮したピクトグラムは、それ以降、大会ごとにデザインされ「ピクトグラムの国際リレー」と呼ばれ定着しました。

2008年の北京オリンピックでは、中国の古代文字である甲骨文字のように細い線だけ、2014年のソチオリンピックではロシアの伝統的なパッチワーク柄を取り入れていたりと、毎回非常にユニークです。ぜひ各大会のピクトグラムをチェックしてみてください。


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