こんにちは。ヒラメキ工房編集長のソネです。
最近ありがたいことに、さまざまなジャンルの企業さまから、SNS運用支援のご相談をいただくことが増えてきました。コロナ禍でwebでの販促・集客がより重要視されるようになり、SNSを効果的に使いたい企業さまが増えてきた印象を受けます。
そこで今回は、Instagramに焦点を当てて、「Instagramを使った、効果的な商品の認知拡大方法」についてお話させていただきます！
認知拡大ができれば、長期的に見て、ECサイトなどの自社商品の売上アップにもつながると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、SNSの運用によって売上が上がることを保障するものではありません。
【目次】
1.商品の認知拡大にInstagramが適している理由
2.Instagram企業アカウントを運営にするにあたって
3.Instagram企業アカウントで目指すべきこと
4.リーチ・エンゲージメントを高めるために必要なこと
1.商品の認知拡大にInstagramが適している理由
はじめに、なぜ今回、Instagramに焦点を当ててお話をするかについて説明させていただきます。
一番の理由としては、Instagramは企業・商品のブランディングがしやすいという点があるからです。
TwitterやFacebookが、タイムライン上でどんどん情報が流れていき、新しい情報を収集するのに適したSNSであるのに対し、Instagramでは、アカウント画面で投稿画像が一覧で表示され、比較的古い投稿も埋もれにくいという特徴があります。
また、投稿する画像のイメージを統一することで、企業や商品のブランディングを行いやすいSNSになっています。
〈関連記事：【写真撮影 ライティングのコツ】インスタ映え写真が初心者でも撮れる！〉
他にも、Instagram内でショッピング機能を設定することができれば、Instagramの投稿画像から直接、ECサイトに飛ばすことができるので、ECサイトへの流入増も見込めます。
また、画像メインのSNSなので商品イメージが伝わりやすく、BtoC向け商品を取り扱う企業さまにとっては親和性の高いSNSとも言えます。
これらのことから、Instagramは、効果的に商品の認知拡大がしやすいSNSと言えることができるでしょう。
2.Instagram企業アカウントを運営するにあたって
次に、Instagramの企業アカウントを運営するにあたって、必要な準備についてお話させていただきます。
まず一つ目として、アカウントのビジネスプロフィールを設定することが必要になります。
これを設定することで、「インサイト」という機能が使えるようになり、日々のフォロワー数の推移だったり、どの投稿が多くみられているかが分かるようになります。
設定方法については、Instagramのサイトでも詳しく説明しているので、ご確認ください。（https://business.instagram.com/getting-started?locale=ja_JP）
二つ目の準備としては、ECサイトのGoogle Anlyticsの設定です。
先ほどの「インサイト」でもアカウントの分析をすることは可能ですが、今回のテーマである「Instagramを使って商品の認知拡大をする」という結果を見るには少し物足りないものとなっています。
そこで、Instagramのプロフィールやショッピングから飛ばす先のECサイトに対してGoogle Analyticsを設定することで、Instagramから入ってきた人がどれくらい購入に至ったか、などの詳しいところまで分析することが可能になります。
また、こちらは必須ではありませんが、Facebookのクリエイタースタジオを利用するのも便利です。
日時を指定した予約投稿や、文字数の確認・ハッシュタグ数の確認ができるので、効率的な運用をする際に、ぜひ利用したいツールの一つです！
これらは全て無料で使用・設定することができるので、ぜひ活用してみてください。
3.Instagram企業アカウントで目指すべきこと
いよいよ運用の段階ですが、まず企業アカウントが目指すべきことは、「とにかくリーチを増やす」ということです！
リーチとは、投稿を見たアカウント数のことを指します。
リーチを伸ばす第一の理由としては、どれだけいい商品を作っていても、それを知ってもらえなければ、意味がないからです。まずは、多くの人に見てもらえるよう、リーチを伸ばすことを目指していくべきです。
そしてもう一つ大切な目標が、エンゲージメントを高めることです。
エンゲージメントとは、ユーザーから貰う、いいねやフォローなどのアクション数のことを指します。
「ユーザーにリーチできて、商品を知ってもらえればいいのでは？」と思われるかもしれませんが、エンゲージメントが高くなると、Instagram内での評価が上がり、Instagram内で検索されたときに、上位に表示されやすくなる、という傾向があります。
そうなると、リーチできる数もまた上がりますよね。商品を多くの人に知ってもらうためには、リーチとエンゲージメントを高めることを目指していくといいと思います。
4.リーチ・エンゲージメントを高めるために必要なこと
では、そのリーチ・エンゲージメントを高める方法としては、なにが有効なのでしょうか。
リーチを増やす方法として、通常の投稿をするのはもちろん、Instagram上で広告を打つのが手っ取り早く、有効です。広告を出す／出さないでは、リーチ数が大きく変わってきますので、フォロワー数がまだ少ないアカウントでは、より効果を実感することができると思います。
また、私がリーチを増やすためによくやっていることは、「いいね付け」をひたすら行うというものです！
その商品のイメージや、ターゲットに近いハッシュタグで検索し、そのハッシュタグを付けている投稿を、ひたすら「いいね」していきます。地味～な作業ですが、ちょっとした空き時間などに行うことができ、さまざまなユーザーにアカウントの存在をアピールできるのでオススメです。
その「いいね」によって、ユーザーから興味を持ってもらえればフォローされることもありますし、「いいね返し」をしてくれるユーザーもいます。そうなると、エンゲージメントが高くなり、結果投稿した画像の表示回数も増えるので、面倒に感じるかもしれませんが、効果の出やすい方法だと思います。
ちなみに、同じようにひたすらフォローをしていく、という方法もありますが、同じアカウントから何度もフォローされて解除されて、ということをユーザーが経験すると、そのアカウントの印象が悪くなる可能性があります。「いいね」でとどめて置くのが無難だと思いますし、何より自社のお客さまになるかもしれないユーザーにとって、迷惑だと思われてしまっては、元も子もないですよね。
他にも、ストーリーズ投稿をしたり、ライブ配信を行ってフォロワーとの相互関係を強くするなど、そういった地道な努力が、エンゲージメントを高める（⇒企業・商品のファンを増やす）ということに繋がっていきます。
皆さんも、公式アカウントからフォローされたり、コメントを返してもらったりして、嬉しくなった経験はありませんか？（私はあります！）
そうなると、より商品のファンになってくれる人も増えるので、フォロワーとの相互コミュニケーションも重視して、アカウント運営を行っていきましょう。
いかがでしたか？
すごい駆け足でしたが、「Instagramを使った、商品の認知拡大方法」についてお話させていただきました。
文中にも出てきた通り、Google Analyticsの設定や、地道な日々の更新・いいね付けなど、結構面倒な作業も多いんですよね…。
当社では、SNSの運用支援といったお仕事も承っておりますので、面倒な作業はまるっと当社にお任せください！SNS運用支援について、ご質問などございましたら、お気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。
ソネ
2016年入社。
『ヒラメキ工房』編集長として日々奮闘中。
編集会議を開催したり記事のクオリティチェックや分析をしたりと、手広くやっている。
ふだんはオウンドメディアの運用支援やWEB広告運用、SNS運用支援などのサービスに携わる。
オリジナル紙モノ商品を扱う『NOGE STORE』も運営中。
