【Googleアナリティクス】第3章 最も重要な指標 セッションを正しく理解しよう

課題解決

こんにちは。クラタです。

徐々に暖かくなってきて花粉の飛散量もいよいよピークになってきました。
さて、本シリーズもやっと第3章を迎え、googleアナリティクスの中でも最も重要な指標である”セッション”についてご紹介したいと思います。

 

セッションは最も重要な指標

私は年間で十数回にわたり一般企業様向けにgoogleアナリティクスの初心者向けセミナーを開催しています。

その中で、セッションという指標をご紹介する時に、この指標はgoogleアナリティクスを理解する中で最も重要な指標です、と毎回レクチャーしています。
初心者の皆様は多くの場合、ページビューやPVという言葉はよく耳にしているのですが、セッションの話となると受講社の皆さんが「ウッ」と固まってしまうのをよく見ます。

つまりセッションは最も重要な指標であると同時に、最も難しい指標とも言えます。

 

セッションは自社サイトへ訪問した回数

第2章でご紹介したページビューは非常にシンプルでページを移動する度に+1ずつ淡々と増えていくので簡単に理解出来るのですが、セッション数はそれほど簡単ではないのです。

セッションがカウントされる要素は4つあります。

1つは自社サイト以外のサイトから、自社サイトへアクセスがあった時に+1セッションとなります。
その後、トップページ、商品サービスページ、会社概要ページを何ページみても1セッションのままとなります。
外部から自社サイトへアクセスした最初の1ページだけカウントし、その後何回ページを移動しても、一定条件の下で、ずっと1セッションのままとなります。
このことからセッション数という指標は、過去に訪問数、訪問回数という名前で呼ばれていました。
ページビューがページを見た回数に対して、セッション数はサイトに訪れた回数と言えます。

では、その一定条件の下とは何でしょうか。

 

セッション数が増える時は4つのタイミング

セッションが増加するタイミングは以下の4つです。

1)自社サイト(自分のドメイン)以外からのアクセスが発生した時
2)ページからページの移動で30分以上経過した時
3)参照元が変わった時
4)午前0時をまわった時

順番に説明していきます。

まず最初の1)自社サイト(自分のドメイン)以外からのアクセスが発生した時とは、上記で説明した様に外部から自社サイトへアクセスがあった時です。

続いて2)ページからページの移動で30分以上経過した時ですが、googleアナリティクスが検知できる時間の概念はページを見始めた瞬間の日時です。

2018年4月1日13:00ちょうどに見始めた商品ページから、次のページへ移動してページが表示された日時が2018年4月1日13:40ちょうどだったとします。
この場合、はじめてに見ていた時間から次のページを見始めた時間が30分を超えています。

googleアナリティクスは、この2018年4月1日13:40の移動の瞬間に、googleアナリティクスは2018年4月1日13:00に開始された来訪者は一旦サイトから離脱して、再度訪れたと見なします。
この瞬間にセッションが1回増加して通算でセッション2回となります。

続いて3)参照元が変わった時です。
参照元とは、現在のサイトへのアクセスが、どのサイトから、どうやって自社サイトへアクセスされたのか?という情報です。

1つずつ説明します。
どのサイトから来たのか?は例えばYahooやgoogle、自社コーポレートサイトなど自社サイト以外のサイトを指し示します。
さらにどうやって来た?というところですが、ここはアクセス解析ツール毎に独自なルールがありますが、googleアナリティクスの場合は以下の通りです。

・リンクをクリックして来た
・検索エンジンからキーワードを入力して自然検索から来た
・検索エンジンからキーワードを入力して広告をクリックして来た
・お気に入りブックマークから来た
・URLを直接ブラウザに入力してきた

以上のような種類があります。

これらの、どのサイトから、どうやって来たのか?という条件が、最初のアクセス開始時とアクセス中に一旦外部サイトへ行って、再度戻って来た時に変わっているとgoogleアナリティクスは別のセッション数としてカウントします。

厳密に言うと細かな違いがありますが、概ね上記のような変化が発生するとセッション数が増えます。

状況としては、googleから調べたいキーワードを検索して自社サイトにアクセスがあったが、探している情報に辿り着けなかったとします。
そこで次にYahooにアクセスしてキーワードで検索しなおしたところ、また自社サイトに来てくれた。とします。

この時にgoogleアナリティクス上では30分以内に連続してアクセスがあったとしても、別のセッションが発生したと見なしてセッション数を増やします。

最後に4)午前0時をまわった時ですが、これは簡単です。

googleアナリティクスは日々のセッション数を集計する為に、24時間のうちにどこかでカウントを締め切ります。この時、1日の最後である午前0時ちょうどに、来訪しているアクセスは一旦離脱したと見なして今日のセッション数を確定させます。

つまりシステム的な都合という事ですね。

セッション数のカウントについて出来るだけ詳しく説明したつもりではありますが、如何でしょうか。

 

セッションという指標が最も重要である理由

最後にセッションという指標が最も重要な指標であると申し上げた理由ですが、これはgoogleアナリティクスの仕組みによるものです。

googleアナリティクスには他にも、直帰率やコンバージョン率など様々な○○率という指標があります。この時に分母と分子にセッションの単位が用いられます。

また、ユーザーあたりのセッション数や、1セッション辺りのページビュー数など、さらに他の指標と乗算・除算する事もあります。

これらの頻度や比率の概念はgoogleアナリティクスを理解する上で、必須となりますが、この為にセッションの概念を正確に理解する必要があります。

 

補足

以前は、このセッション数が定量的な視点でgoogleアナリティクスを見る時に用いられたセッションですが、昨今ではユーザー数という指標が重視される事も多くなりました。

しかし、1ユーザーが、期間中に何回サイトにアクセスしたのか?という訪問頻度をKPI※として注力する事も多くなっています。

※KPI サイトを強化・改善していく過程で、データを継続的に計測し、改善や悪化の傾向度合いを図る時に用いる指標を指します。

 

 

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