カメラマンアカツキのデジタル一眼レフ撮影講座Ⅱ

クリエイティブ / 写真

デジタル一眼レフ撮影講座 第2回目は、「撮影講座」らしく、どうしたら「いい写真」が撮れるのか?について書いてみたいと思います。
そもそも「いい写真」とはどういったものでしょうか?私個人としては、二つ条件があると思います。

第一の条件は、「決定的瞬間」を捉えていること

決定的瞬間というと、見る人が驚愕するような場面を連想する方が多いかもしれません。
しかし、そんな瞬間などなくても、私たちの日常は決定的瞬間にあふれています。
家族・友人の思いがけない表情、野良猫がジャンプする緊張感と躍動感、風が吹いた時に一瞬変化する光と影、花が枯れ落ちる前に見せる美しさなど…
いずれも決定的瞬間です。
一瞬を切り取ってみせることが写真の最大の魅力です。

第二の条件は、その一瞬がハイライトからシャドーまで諧調が確実にあること

ハイキー・ローキーなど、偏った表現もあるのですが、それでも諧調が確実に記録されている点が重要です。
では、第一の条件をクリアするためには、どうしたら良いのか?

 まずは、とにかく「数多くのシャッターを切る」こと!

「チャンス!」と思った時にはすでに遅く、決定的瞬間は言葉通り「瞬間」で過ぎ去ってしまい、同じ「瞬間」は二度と来ないのです。
カメラマンが数多くシャッターを切るのは、決定的瞬間と格闘している姿と言っていいかもしれません。
参考になるかわかりませんが、以前仕事で撮影した写真を1点掲載しました。

風の流れと、表情が動いた「瞬間」をうまく捉えたものだと、自分では思っています。

第二の条件については、また次回。
デジタル一眼レフカメラなら、フィルム・現像代の心配はありません。
ぜひ、決定的瞬間と格闘してみてください。

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