「CI」「VI」とは?言葉の意味やデザインにおける重要性を解説

クリエイティブ / デザイン

アイキャッチ画像:「CI」「VI」とは?

皆さん、こんにちは!デザイナーのコジマです。

日々、デザイナーとしてさまざまなお客さまの案件を担当していると、「CI」「VI」という言葉を耳にすることがよくあります。
皆さんは「CI」「VI」の意味をご存じでしょうか?

今回は、デザインに深く関係する「CI」と「VI」について詳しく解説していきます。

「CI」「VI」とは

「CI(コーポレートアイデンティティ)」

「CI」とは「Corporate Identity」の略で、企業が自社の理念や想いを社内外に浸透させ、企業イメージを定義することを指します。
つまり、「目には見えない企業の思想や価値観」を統一し、定着させる企業戦略のことを言います。

 

「VI(ビジュアルアイデンティティ)」

一方の「VI」は「Visual Identity」の略で、企業の理念や価値観を視覚的に表現することを指します。
企業の象徴であるロゴタイプやシンボルマークなどを通して、「目に見えるビジュアル」として表現することで、企業やブランドの理解を深めさせることを言います。

このように、「CI」とは企業の思想を統一するものであり、「VI」はその思想を視覚化する役割を担っています。
両社は独立した概念ではなく、互いに密接に関係しながら企業戦略を支えています。

世界の「CI」「VI」成功事例

では、具体的に「CI」と「VI」を活用し、成功を収めた企業の事例を見てみましょう。

皆さんもよくご存じの、リンゴのマークで有名なアメリカの大手企業。
日本でのスマートフォン市場でも圧倒的なシェアを誇るこの企業は、「CI」と「VI」の徹底した戦略によって、強いブランドイメージを確立しています。

リンゴのイラスト

では、何故ここまで支持されるのでしょうか?
それは、「CI」と「VI」が企業の価値を最大限に高める要素として機能しているからと私は考えます。

この企業のブランドイメージを思い浮かべてみてください。
「洗練されたデザイン、美しさ、高級感、革新性、高品質……」など、ポジティブな印象を多くの人が持っているのではないでしょうか。

これは、企業の理念や思想が「CI」として確立され、それを一貫したビジュアルで表現する「VI」と組み合わさることで生まれたものです。

創業者が掲げた「世界を変える」という壮大なビジョンは、この企業の「CI」として明確に打ち出されています。
また、その理念を具現化するために、シンプルで革新的なデザインの製品やロゴマークを展開し、「VI」を徹底しています。

こうした一貫した企業戦略によって、強力なブランドが構築され、市場での確固たる地位を築いているのです。

「CI」と「VI」の重要性

グラフのイラスト

ここまで「CI」と「VI」の概要や、成功事例についてお話してきました。

企業において「CI」と「VI」を確立することは、単なるデザインの統一ではなく、

・ブランド価値の向上
・企業の信頼性の確立
・市場での競争力強化
・顧客との円滑なコミュニケーション

といった、多くのメリットをもたらします。
「CI」と「VI」が確立された企業戦略は、営業活動を通じてブランドが定着し、無駄のない効率的な成長曲線を描くことができます。

逆に、「CI」と「VI」が不明確な場合、企業の方向性が定まらず、ブランドイメージのブレや認知度の低下につながる可能性があります。

当社では、お客さまの成長に貢献すべく、「CI」「VI」の構築はもちろん、「VI」に基づいたビジュアルデザインの実績も多数ございます。

「CIやVIを整備したい」「企業のブランドイメージを強化したい」とお考えの方は、ぜひ一度、当社にご相談ください。
お客さまの企業価値を最大限に引き出すため、クリエイティブの力で全力でサポートいたします!

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