【印刷物もサステナブルを選ぶ時代】今だからおさえておきたい「サステナブル・ラベル」

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最近よく聞く「サステナブル」とは?

半年ほど前に『環境ラベルから、「サステナブル・ラベル」へ(6月10日付)』という記事をこの『ヒラメキ工房』で公開しました。ご覧いただけましたでしょうか?

環境ラベルから、「サステナブル・ラベル」へ

この「サステナブル」という言葉、近ごろ耳にする機会が増えたと思いませんか?
国連の『SDGs』もSustainable Development Goals、サステナブルですね。

試しに日経電子版で「サステナブル」をキーワード検索してみたところ、直近3か月間でなんと66件の記事がヒットしました。1週間に5件以上のハイペース、ほとんど毎日ですね。

このことからも、今多くの企業がサステナブルに注目していることがわかります。

さて、このサステナブル。日本語に訳すと「持続可能な」という意味になります。
なんでカタカナ言葉を使うの?日本語でいいんじゃない?とも思いますが、単に「続けることが出来る」というだけでなく、「環境や社会への悪影響を与えずに維持・継続できる」「未来の世代の利益を損なわない」という意味合いが込められている為、あえてカタカナ言葉で「サステナブル」と使われることが多いようです。

印刷物も「サステナブル」を選ぶ時代

さて、印刷の世界にも「サステナブル」があります
見た目は普通の印刷物と変わらないのですが、主に、材料である用紙やインキが、環境や社会に配慮されている印刷物のことです。

ほかにも、使用される電力を再生可能エネルギーに切り替えたり、印刷機で使われる洗浄油などの資材を環境への悪影響が少ないものに切り替えたりと、細かく挙げればキリがないほど「サステナブル」の種があります。

これらの多くは、本来は印刷会社が「企業の責任」として改善すべきもので、お買い求めいただくお客さまには直接関係しないものです。
とはいえ、選択できるならば「サステナブル」な方を選びたいですよね?
でもどうやって? 見た目は変わらないのでしょう?

その答えが「サステナブル・ラベル」です。サステナブル・ラベルは、消費者のための目印として商品に付いているので、このラベルを目印にご購入いただくことで、あなたやあなたの会社がサステナブルな社会を築くことに貢献できるのです。

では、印刷物に付いているサステナブル・ラベル、どんなものがあるか、ざっとご紹介しましょう。

用紙の代表格は、FSC®ラベルです。国際的な森林認証制度の枠組みで作られた印刷用紙で、環境と社会の両方を守る働きをします。第三者認証ですから、信頼性も保証されています。

インキについては、植物油インキマークなどがあります。その他各インキメーカーが独自のラベルも多数出しています。

製造工程と資材を総合的に認証したラベルとしては、GPマークがあります。印刷業界にとってのスタンダードであるだけでなく、国の基準であるグリーン購入法にも適合している、信頼のマークです。

当社では、上記のラベルいずれも印刷物に記載することが可能です。

今注目の「サステナブル」な印刷物。関心がおありでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。当社が丁寧にお手伝いをさせていただきます!

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