環境ラベルから、「サステナブル・ラベル」へ

コラム

突然ですが、「環境ラベル」はご存知ですか?エコマークなどの認証ラベルが御馴染みでしょうか。

当社が製品に「環境ラベル」を付けるようになったのは、2003年のことでした。最初は、水なし印刷(バタフライマーク)でしたが、翌2004年にFSC-CoC認証を取得し、FSCラベルを付けるようになりました。以来ずっと、「環境ラベル」という呼び名でお客さまにも紹介を続けています。

環境ラベルの変化

「環境ラベル」は、そもそもISOに定められていることをご存知でしょうか。
ISOの14024、14021、14025の3つの規格が該当します。原語は英語で、environmental labellingとかecolabellingなどと呼ばれています。要するに、世界共通の呼び名なわけです。

ところが、長年環境配慮を担当していると、時代の変化とともに次第に「環境」というくくりでは説明しきれない認証ラベルが増えてきたと感じます。すなわち、「環境」の要素に「社会(主に人権)」の要素が加わったラベルです。

いくら自然環境に配慮されていても、子どもが働かされていたり、極端な低賃金であったり、安全が保たれていない状況で作られた製品は、持続可能とも倫理的とも言えません。こうした点にまで配慮されたラベルが、近年目立ってきているのです。SDGs(国連の「持続可能な開発目標」)やエシカル消費の気運とつながる、素晴らしい流れです。

例えばFSC®は、労働者や、先住民族、地域社会の権利を守ることを含む10の原則を持っており、FSCの価値観への誓約を認証の条件にしています。つまり、FSCラベルが付いた製品は、環境だけでなく社会にも配慮されていると言えるのです。

ほかにも、海のエコラベルであるMSCや、パーム油の認証であるRSPO、国際フェアトレード認証ラベルなど、現在ではさまざまな認証ラベルが環境+社会(人権)に配慮しています。

環境ラベルから「サステナブル・ラベル」へ

こうしたラベルは、サステナブル(持続可能)かつエシカル(倫理的)であるという意味で、「サステナブル・ラベル」と呼んだ方が実態に近く、共感しやすいと思いませんか?
この「サステナブル・ラベル」の普及促進を目指して活動されている団体があります。一般社団法人 日本サステナブル・ラベル協会です。

より良い未来を選択するための道しるべとして、「サステナブル・ラベル」は私たちを導いてくれることでしょう。


「印刷物と環境」の話については、ぜひこちらの記事もあわせてお読みください。
*当社では、エコ間伐紙で作ったペーパクラフトを販売しています。
*持続可能性を担保するための、FSC®という選択が増えています。

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