当社には「アッセンブリグループ」という部署があります。
製造業と関わりがない方からすると、あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。
今回は、アッセンブリとはどういう意味なのか、また、アッセンブリグループではどんな仕事をしているのかについてご紹介します。
アッセンブリとは?
アッセンブリとは英語の「assemble」。
つまり、集める、組み立てるという意味で、生産工程の中の組み立て工程のことを指します。
組み立て工程と聞くと、ロボットが自動車を組み立てているような映像が思い浮かびますが、私たち印刷会社が使うアッセンブリはまた少し違う意味になります。
例えば、イベント告知のDMや実店舗で使うキャンペーンツールなど、集客・販促ツールでは、複数のアイテム(印刷物)をセットにして納品・発送することが多くあります。
この、複数アイテムをピッキングしてセットする作業のことをアッセンブリと言います。
イベント告知のDMには、案内状や参加申込書、入場・割引チケット、関連商品のリーフレットなど、多数の印刷物を封筒に入れます。
店舗向けのキャンペーンツールとしては、プライスカードやPOP、商品リーフレット、ノベルティなど、店舗ごとにそれぞれのアイテムで必要な数をまとめて店舗に発送します。
このように、複数のアイテムをセットして発送する作業が印刷会社にはあり、その仕事のことをアッセンブリと呼んでいるんです。
アッセンブリグループの仕事内容とは?
それでは、そのアッセンブリを専門に行う部署「アッセンブリグループ」ではどのような仕事をしているのでしょうか?
当社の事例を簡単にご紹介します。
アッセンブリグループは先ほど紹介したように、複数のアイテム・印刷物をセットする作業を行っています。
当然、お客さまや仕事の内容によってアイテムの種類や数が変わるため、都度作業の変更や工夫が求められます。
例えば、複数のチラシをまとめてセットする場合、チラシを取りやすいよう一列に並べますが、チラシの大きさにあわせて台の高さを調整するといった工夫が必要になります。
これも、効率よく・ミスなく仕事をするための大切なひと手間です。
他にも、機械を使った枚数の確認や、各セットの重さを計測して過不足がないかの確認など、品質にもしっかりこだわっています。
案件によっては印刷物だけでなく、お客さまからお預かりした立体的なアイテムの梱包を行うこともあります。
このような過程を経て、日々私たちの手元にDMや納品物が届いているんですね。
アッセンブリ作業に課題があるなら
こうした集客・販促ツールのアッセンブリ作業は、実はBtoC、BtoBに限らず、どの企業でも少なからずあると私たちは思っています。
昨今の物流費、人件費の値上げから、既設部署や担当の方がアッセンブリ作業を兼任されている、という話を聞くこともあります。
ですが、それでは担当の方のメイン業務にかけられる時間が減り、会社としても成果から遠ざかる事態となってしまいます。
だからこそ、アッセンブリ作業を含めたツールの準備は、我々プロにお任せください。
私たち野毛印刷は、各種情報ツールの製作はもちろん、実際にご利用される方々やシーンに応じてツールを選定し、適切なタイミングで必要な量のみをお届けするサービスを提供しています。
ご要望によっては、お客さまからのご支給品を含めた在庫の保管と管理、ノベルティの手配なども可能です。
当社がなるべく広い工程で携わらせていただくことで、お客さまの手間やコストの削減も見込めます。あらゆる工程に対応ができ、ご提案できることは当社の強みであると思っています。
▼当社のサービスご提供事例
実際に当社のお客さまにも、販促担当の方お一人が全国店舗からの販促ツールの要望を聞きまとめ、制作・印刷への手配、アッセンブリまでをも担当されており、その膨大な作業に追われて通常業務に専念できない、というお悩みを抱えていらっしゃる方がいました。
そこで、当社がその一連の工程をまるっとお引き受けすることで、販促担当者さまの負担が軽減され、本来の仕事に専念できるようになったという事例があります。
アッセンブリやツールの作成において不安やお悩みを抱えている企業さまは、ぜひ一度お話をお聞かせください。
当社のノウハウや技術をもって、そのお悩み解消のためのお手伝いをさせていただきます。
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