こんにちは。生産管理課のヤグチです。
今回は「印刷会社がオススメする用紙」と題して、購買担当の私がオススメする、印刷用紙をご紹介しようと思います。
皆さんご存じの通り、印刷用紙には数えきれないほどの種類があり、印刷物の使い道やデザインによって、さまざまな紙を使い分けて印刷会社は印刷物を製造しています。
もちろん、お客さまに希望の用紙銘柄をお伺いして印刷することが多いですが、印刷物の使い道や目的をヒアリングして、当社から適切な用紙をご提案することもあります。
今回は、さまざまな用途で使えるオススメの用紙をご紹介したいと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
印刷会社の購買担当がオススメ「テイクGA-FS」ってどんな紙?
以前、ヒラメキ工房ではこのような記事を掲載したのですが、皆さんご存じでしょうか?
▼b7トラネクストの代替えにも!おすすめの用紙をご紹介!
「b7トラネクスト」という非常に人気の高い用紙があるのですが、その代替品としてオススメした用紙が、今回紹介したい用紙になります。
その用紙の名は、「テイクGA-FS」!
「テイクGA-FS」は、さまざまな特殊印刷用紙を扱う竹尾(TAKEO)が販売する用紙で、白く、質感がなめらかで、幅広い印刷物に適した人気の高い商品です。
質感がなめらかといっても、紙の表面はツルツルしすぎず、適度に風合いもあります。
最大のメリットは、程よいラフな質感と色の再現性の高さに加え、ヴァンヌーボシリーズなどと比べるとリーズナブルであることです。
つまり、コスパの良い紙として、
「品質にこだわりたいけどコストは極力抑えたい」
「印刷面はあまり沈まずなるべく綺麗に発色してほしいけど、紙自体の質感も少しほしい」
といった要望に応えられる用紙なんです。
実際にテイクGA-FSは、さまざまな企業さま・デザイナーさまのフライヤーやカタログ、ポスターなどの幅広い商品で採用されており、当社での印刷採用実績も多数あります。
印刷再現性重視のアパレル関係のカタログや、アート関係のフライヤー、ポスター、図録で採用されることが多い印象もあり、色の再現性に厳しい業界でも満足度の高い用紙のようです。
「テイクGA-FSを使った印刷をしたい」というご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
テイクGA-FSの厚物が新登場!
ここまでテイクGA-FSはコスパがいい、という紹介をさせていただきましたが、唯一ネックになっていたのが「厚物がない」ということでした。
これまではフライヤー程度の厚さから、ポスターくらいまでの厚さのラインナップしかありませんでした。(紙厚0.12mm~0.21mm、46判に換算すると90~135kg)
それでも十分なラインナップではありましたが、
「しっかりしたタトウやポストカードを作りたい」
「カタログの本文と表紙を同じ用紙にしたいけど、テイクGAだと厚みが足りない…」
といったことから、別の用紙を選択されるお客さまも過去にいらっしゃいました。
テイクGA-FSの質感や白さが気に入っていても、厚みがないことで断念してしまうという、もったいないことが多かったのです。
ところが、その声に応えるかのように、2022年3月にテイクGA-FSの厚物がラインナップに追加されました!
その名も「テイクGAボード-FS」。
ラインナップは、紙厚0.22mm~0.44mm(L判換算で17.5kg~35kg)で、L判とK判の規格があります。
こちらはしっかりと厚みがあるため、カタログの表紙やタトウ、DM、パッケージなどに使うのに適しています。
テイクGAボード-FSが新たにラインナップに加わったことにより、「コスパがいい」だけではなく、「コスパもよく、広いニーズに応えられる、とっても使いやすい紙」として、テイクGAシリーズをオススメできるようになりました!
言葉だけで用紙の良さは伝えきれませんが、ピンときた方や、テイクGA-FSを使って印刷物を作りたい!と思った方は、ぜひこちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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