
展示会場で使用する什器や、イベントで設置するパネル・ディスプレイなど、ビジネスにおいて大型什器が必要となる場面は少なくありません。
しかし、展示会やイベントの度に大きくて重い什器を制作するのは、費用も労力もかかって大変です。
そこでおすすめしたいのが、「Re-board®(リボード)」という素材を使った什器制作です。
今回は、リボードのメリットと、当社によるリボードを使った制作事例をご紹介します。展示会什器やパネルをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
リボードとは?そのメリットは?
リボードは、紙でできた非常に耐久性の高い素材です。十分な厚みがあり、人が乗っても壊れないほどの強度を備えているため、展示会や店舗で使用する什器やパネルに最適です。
リボードの最大のメリットは、この「紙素材でありながら高い耐久性がある点」です。
例えば、木製のディスプレイは重く、配送コストがかさみがちです。しかし、リボードであればパーツごとに分けて梱包・配送することができ、軽量で持ち運びしやすいという利点があります。ネジや工具を使わずに組み立てることもできます。デザインの自由度も高く、木製什器より柔軟な表現が可能です。
また、リボードは耐湿性にも優れており、反りなどが起こりにくいため、見た目の美しさを長期間保てる点も魅力的です。
紙素材であるため、環境に優しい点もメリットとして挙げられます。リサイクルが可能で、焼却処分時にも有害物質が発生しません。SDGsの観点からもリボードは非常に有効な素材と言えます。
リボード什器の製造現場
当社の製造現場である福浦工場には、厚さ2cmの素材をもカットできるカッティングプロッターがあります。この機械でリボードをカットし、什器やパネルの制作を行っています。
リボードを使った制作事例
ここからは、当社で制作したリボード什器やパネルの事例をご紹介します。
展示会什器
アネスト岩田さま「展示会什器」
アネスト岩田さまの展示会什器を当社で制作させていただきました。黒色のリボードを使用し、社名と商品のロゴをカッティングプロッターで切り抜きました。
シンプルながらもオリジナリティのあるデザインに仕上がっています。
什器の下段は備品の収納スペースとして活用でき、限られた展示スペースを有効に使える設計となっています。
▼詳しくは以下の記事をご覧ください。
小物置きやディスプレイに
当社の福浦工場では、ツリー型やイス型の什器を作り、小物置きとして活用しています。
このようにユニークな形状にできるのも、自由度の高いリボードの魅力の一つです。
イベント用パネル
アネスト岩田さま「イベント用パネル」
こちらもアネスト岩田さまの事例で、イベント用パネルにリボードを採用いただきました。
高さ2mほどの大型パネルとなっており、「イベントで子どもたちが自由に落書きができるパネル」というご依頼だったため、紙素材のリボードを使用しました。
LITTLE ARTISTS LEAGUEさま アートプロジェクト「やさしさの花」
2021年にJR横浜駅で開催された、LITTLE ARTISTS LEAGUEさまのアートプロジェクト「やさしさの花」のパネルを、リボードで制作しました。
リボードは、このようにリボード自体に絵柄を印刷することが可能です。
多くの人が手を触れる展示でしたが、耐久性が高いリボードなので特に問題ありませんでした。
リボード什器は野毛印刷へ
今回は、紙素材でありながら高強度・高自由度な特性を持つ、リボードの什器やパネルの制作事例をご紹介しました。
当社では、什器は全てオーダーメイドで制作しています。形状やサイズなど、ご要望に合わせた設計が可能です。
展示会什器やイベント用ディスプレイをご検討の際は、ぜひ当社までご連絡ください。
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