One for all, All for GOAL 【SUGIKO様インタビュー Part1】

インタビュー / お客さまの声

登場人物

  • 杉山 有子様(左) 田中 さおり様(右)株式会社 杉孝グループホールディングス 総務部 総務課

    仮設機材レンタルのSUGIKO(株式会社 杉孝グループホールディングス)様は、本社所在地の横浜で開催される「横浜マラソン」に、社会貢献、地域貢献活動の一環として2年連続で協賛されています。
    「する・観る・支える」という全ての人が楽しめる「横浜マラソン」の大会趣旨に賛同し、マラソンへの参加、観戦、そしてボランティアとして、横浜マラソンに関わる全ての方を応援されています。

  • 綿引 靖典株式会社 野毛印刷社 クロスメディア推進室

    当社映像コンテンツディレクター・カメラマン・構成作家。
    今回はインタビュアーとして、SUGIKO様にお話を伺いました。

横浜マラソン協賛企業SUGIKO様の
大会当日の1日を追った動画作成についてお聞きしました。

1981年に市民参加型の長距離走大会としてはじまった市民マラソンが、2015年に新たに、第1回「横浜マラソン」として開催が始まりました。第1回、第2回と春に行われた「横浜マラソン」は、今年から秋へ。10月に開催予定です。その「横浜マラソン」を協賛企業として第1回より大会を支えているSUGIKO(株式会社 杉孝グループホールディングス)様の依頼により、過去2回の大会当日の1日を追った動画を当社で作らせていただきました。

今回は、株式会社 杉孝グループホールディングス 総務部総務課の杉山有子様、田中さおり様に、この動画のディレクション、撮影、編集を担当させていただいた綿引靖典からインタビューをさせていただきました。

第1回横浜マラソンへの協賛を決めたきっかけと経緯は。

「横浜マラソン2015」と「横浜マラソン2016」、2回続けて当社で動画を作らせていただきました。御社は、連続して2年間給水所のボランティアとしてスポンサーという形で横浜マラソンに参加されているのですが、横浜マラソンに協賛するきっかけというのはどんなことでしたか?

当社社長から「横浜マラソン」という大会について、調べてほしいと言われたのが最初です。開催のリリースをキャッチして、何かできるのではないかとマークをしていました。その後横浜マラソン組織委員会にアプローチして、無事協賛することができました。

横浜市が新たに始める大会だったので、やるなら1回目からやるのがいいんじゃないかということで、すんなりと決まりました。

わりとそういうスポーツ系のイベントとかに興味を持たれていたのですか?

社長は、かつてフルマラソンを何回も走っているランナーだったんです。海外の100キロマラソンなどに出場した経験もあって。登山をしたりアクティブなことが好きです。ですからこういうことに興味をもつのは必然でした。

第1回、第2回とも、給水場のボランティアだけではなくて、多くの社員の方がランナーとしても参加されましたね。しかも横浜だけじゃなくて全国から、あるいは海外から参加されるという方も含めて、参加者が多かったことに驚きましたが、社内で多くの参加者を集める秘訣みたいなものはあるんですか?

もともと社長が走ることが好きということもあって、各地のマラソン大会に参加する人もいました。それで、横浜マラソン協賛の話になり、第1回目だしフルマラソンを走ってみたいと思う人が名乗りを上げました。

普通フルマラソン大会って参加料が高いし、個人でわざわざエントリーしてまでは走りたくないけど、みんなで参加するなら走ってみたいという思いもあったと思います。
第2回のときは、第1回は給水場のボランティアをしていたけど、同僚の走っている姿を見て自分も走ってみたくなったという人もいました。あんなにみんなに声援を送ってもらえるなら自分も走ってみたいと参加を決めた人もいました。

ランナーだけに限らず、ボランティアをやってみたかったという人もいますし、自分の部署の人が走るから応援しに行ってみたいという人もいました。他の部署の人と会えたり、遠く離れた地域で働く同期と再会したり、それが楽しくて参加するという人もいます。会社としては、関東だけで盛り上がってもしょうがないということで、ボランティアですが、交通費の支給をするようにしました。

動画のエンドロールでボランティアの方々の名前と、所属されている事業所名もテロップで出しましたが、本当にいろんなところから来られているのにびっくりしました。思っていた以上にさまざまな部署の方もいらっしゃって、全社的な「ALL SUGIKO」という印象を受けました。

意外と地方からのほうが参加者が多い気もします。「東京に行ける!」みたいな(笑)。でも、それはそれでいいと思います。こちらの狙いとしては、偉い人が多いと若い人が羽を伸ばせないので、たくさんの若年層に率先してきてほしいです。

ランナーについては、もともと協賛すると出走枠をもらえていて、社内で応募があるんですけど、なるべく地域に偏りがないように地方に散らしたいという配慮は多少あります(笑)。

御社の場合、横浜マラソン以外にボランティアとかCSR活動とかっていうことを、何か他にされていますか?

ボランティアのように人を投入することは、この横浜マラソンくらいです。当社は足場機材のレンタル事業者として、建設作業現場の安全啓蒙活動や、災害義捐金の寄付などに力を注いでいます。

単なる記録動画ではなくドキュメンタリータッチの動画を残したい。

2015年の第1回の横浜マラソンの際の動画についてですが、その活動を動画で残そうと思われた経緯をお聞かせください。

大会の模様を動画で残したほうがいいのではないか、という話が役員からありました。たまたま野毛印刷さんが動画制作の事業を始めたという話を、担当営業の大石さんから聞いていました。
素人が撮るよりもプロが撮る方がいいに決まっているけど、普通に映像会社に頼むよりは、リーズナブルに作れるというようなことをおっしゃっていて。横浜の会社だから、もしかしたら横浜マラソンとも関わりがあるのではないだろうか、と思ってお願いすることにしました。

おそらくそのことにつながってくると思うのですが、当初は走っているランナーの記録動画を作りたいと承っていて、当日を迎えたんですが、急遽一般公開も視野に入れてのドキュメンタリー風に方向転換したいということになりました。そうなったことについてどのような経緯があったのですか?

野毛印刷さんと打ち合わせを進めていく中で導き出されたような気がしています。どうせ作るんだったら外に出せるものがいいねとか、採用とかにも使ってSUGIKOのPRになるようなツールになればいいねとか…。だったらドキュメントチックなものはどうですかと言われてそんな感じだったと思います。

実は私も現場で撮影しながら、これはドキュメンタリーにしたらすごくいいものができると、そう思いながら撮影をしていたという経緯はあるんです。
実際の編集作業での話ですが、2015年の第1回について、当初BGMをどうするのかという話になりまして、CDを出している有名なアーティストさんの楽曲をJASRACに申請して使うというアイディアもありました。
最終的にはJASRACに信託していないアマチュアミュージシャンの楽曲を使ったのですが、振り返ってみてその選択でよかったと思いますか?

動画に合ったものを選んでもらえたから、とても新鮮な感じでしたし、違和感もなくてよかったです。

ドキュメンタリーにするということになったときに、ランナーの方やボランティアの方にインタビューさせていただくことになりましたが、事前に何を話すかという打ち合わせをせずにぶっつけ本番で進めました。
例えば、どんなことを話すのかといった部分で心配とか不安とかはなかったですか。

それも全然なかったです。全面的に信頼を置いていますから(笑)。中には話をしたこともない人とかもいるんですが、SUGIKOという会社の一員としての共通認識がありますから。

ランナーになるとか、ボランティアをするということで少なくとも会社に対しては好意的に思っている人たちですから。演技が入ると、リアリティがなくなってしまうので、そこを操作しようとは思わなかったです。

田中さんは、第1回のときランナーとして走られて、ゴール直後にインタビューをさせていただきました。

そうですね。でもあのとき何を話したかあまり覚えていなかったんですが、後で動画を観たらちゃんと応えていましたね(笑)。

この動画作成の目的の中に、親元を離れてこちらに一人で出てきている社員がたくさんいるので、ふるさとのご家族にどんな会社なのかを知ってほしい、というのがあるということをお聞きし、感銘を受けました。

(Part2に続く)

杉山様、田中様のお話をお聞きしていると、SUGIKO様の社風や、社員の方の人となりが見えてきました。皆さん積極的に行事に参加していることが窺えます。
後編となるPart2では、実際に大会当日の動画を作成したことにより、生まれた効果等、より動画にフォーカスを当ててお話をお伺いします。ぜひ、後編もお読みください!

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