【印刷会社社員が教える】色校正をスムーズに進めるためのポイント

クリエイティブ / 印刷・加工

費用と時間をかけて本紙校正をとったのに、本番が全然校正と違う…
このようなお話、よく耳にします。
そこで本紙色校正のチェックポイントをいくつかご紹介します。

校正刷りと、本番の製品に差異がでてしまう…

校正刷りと、本番の印刷では異なる印刷方法をとられていませんか?校正を効率的に進めるためだと思われますが、結果として不満の残る製品となってしまっては意味がありません。

本番と同じ面付、機械で校正刷りをする本機校正を行ってみましょう。当社は本機校正がスタンダードです。

画像の修正意図が伝わらない…

M+など、CMYKで指示を出してしまうと、オペレーターはその指示通りに修正します。意図せず濃くなったり、不足していたり、と要望するイメージができないためです。例えば、赤みを感じるように、濃度はキープ、など、色のイメージを指示、共有しましょう。

また、色見本が手元にない場合、例えばこの色、となるターゲット色を周囲で探して指示しましょう。

当社では校正時に意図を共有し赤字を校正紙に書き込んでいますのでご安心ください。

特に服飾・宝飾・雑貨のイメージブックやカタログにおいては、実際の布地の色、テクスチャや人肌などの再現要求に、 飲食のメニュー関連はおいしそうに(シズル感)などの期待感に、お応えしております。

本紙色校正の時間がない…

デザイン決定後である必要はありません、事前に仮レイアウトデータと共に画像修正依頼をいただけましたら先行で色校正が可能です。

また、初校以降は責了をうまく活用しましょう。PDFの修正前と修正後を比較していただくことで、狙い通りに変化しているかの確認ができ、効率的に進行可能です。

 


これらは、色校正をスムーズに、かつ理想通りの印刷物を作るための方法の一部のご紹介です。当社は、品質にこだわりのあるお客さまのご要望にお応えしてまいります、お気軽にご相談くださいませ。

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