こんにちは!『ヒラメキ工房』編集長のソネです。
当社はBtoB企業ですが、「コンテンツマーケティング」にかれこれ7年ほど取り組んでいます。
コロナ禍で企業の営業活動が変化したことで、ここ数年で自社のコンテンツマーケに力を入れるようになった、というBtoB企業も多いのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方の中にも、「コンテンツマーケティングを始めたい!」「始めたけど上手くいっていない…」「そもそもBtoB企業のコンテンツマーケって何をすれば?」と思ってる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ヒラメキ工房運営メンバーである私から「コンテンツマーケティングの本音話」をお話しします。
コンテンツマーケティングの概要やメリット・デメリットは他のサイトに載っていると思いますが、今回は「実際にコンテンツマーケに取り組んでいる目線」で本音をお伝えします!ぜひ最後までお付き合いください。
【目次】
1.BtoB企業が行うコンテンツマーケティングの事例
2.コンテンツマーケの代表オウンドメディアはどう運営してる?
3.BtoBコンテンツマーケティングのメリット
4.BtoBコンテンツマーケティングのデメリット
BtoB企業が行うコンテンツマーケティングの事例
コンテンツマーケティングとは、企業がメディアを使って読者に有益な情報(コンテンツ)を発信し、企業や商品・サービスのファン(見込み客)を増やす手法のことです。
コンテンツの内容が良ければその企業やサービスのファンが増え、売上増にも影響してきます。
野毛印刷も複数のメディアを使ってコンテンツマーケティングを行っています!
★当サイト:オウンドメディア「ヒラメキ工房」
・サービスサイト「立体工房」「C.スクエア横浜」
・週一回配信のメールマガジン「ツナガル!マガジン」
・月一回発行のニュースレター「ハマコミ」
・ウェビナーの開催とアーカイブ配信
・Twitter、Facebookなどの各SNSでの発信
こうやって見てみると本当にたくさんのことをやっているな、と自社のことですが思います。
印刷会社っぽくはないですよね。
さて、その中でも今回は当サイト『ヒラメキ工房』のコンテンツマーケティングについてお話ししていこうと思います。
コンテンツマーケの代表オウンドメディアはどう運営してる?
『ヒラメキ工房』は、「販促や集客に関するさまざまな課題」を解決するためのヒント=「ヒラメキ」を提供するサイト(オウンドメディア)です。
販促企画の立て方から、印刷やデザインでできること、ちょっとした豆知識など幅広い内容を発信しています。
2017年にスタートしたので、今年でもう6年経ったことになります!
ヒラメキ工房の編集・運営チームの具体的な仕事としては、「ヒラメキ工房に載せるコンテンツ案を考え、社員に執筆依頼」→「あがってきた原稿を元に、サイト上で記事コンテンツの作成」→「コンテンツを公開し、GAを使った分析をしながらSEO対策を行い、PDCAを回してサイトの改善」といった感じです。
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▼【オウンドメディアの運用、どうしてる?】ヒラメキ工房の舞台裏を紹介!
実際に社内で運営・コンテンツの作成をしているからこそ話せる、コンテンツマーケティングのメリットやデメリットをお話します!
BtoBコンテンツマーケティングのメリット
①WEBサイトから問合せが来る
一番のメリットとしてはやはりWEB上で問合せが獲得できることです。
営業が外に出なくても(出られない時でも)、サイトを通じて問合せがくる。これほどありがたいことはありません。
実際に、コロナ禍で営業がなかなか外出できず、新規活動ができなくなった時でも、サイトを通じてお見積りの依頼や商品・サービスについての新規のお問合せを多数いただきました。
当サイトの記事をきっかけにお取引が始まったお客さまもいらっしゃいます。
②新規問合せを獲得するための費用をかけなくてすむ
二つ目のメリットは、先ほどの新規問合せを獲得するために、新たに費用をかける必要がない、というところです。
通常、WEB上で問合せを獲得する有効な手段としてWEB広告が挙げられますが、これは数十万~数百万の費用(=広告費をかける)が発生します。
ですが、ヒラメキ工房ではそのような高額な費用はかけていません。
先ほど少し触れたように、ヒラメキ工房の記事は社員が執筆したオリジナルコンテンツです。
そのため、広告費などの費用をかけない状況で問合せを獲得しています。これは会社としても大きなメリットですよね。
また、一度作ったコンテンツを自社のSNSでシェアすれば、より多くの方にリーチすることができます。
過去に公開したコンテンツでも、良質な内容のものは新たなユーザーを集客し続けてくれるので、サイトが軌道に乗れば乗るほど、少ない費用で継続的に効果を得ることができます。
③自分たちでコンテンツを作ることで、自社サービスの良さを再確認できる
自社で運営を完結してるからこそ、コンテンツを作るのは結構必死になってやっています。笑
コンテンツを考える際に、自社のサービスをよく思い返してみたり、各社員の得意な分野について考えたりすることも多いです。
「このサービスって、これからの時期、世の中のニーズに合うのでは?」「〇〇さんが得意としているあの分野、もっとアピールしたらおもしろそう!」といった具合で、新たな発見をすることもあります。
また、文章を書くことで、個人の文章力・表現力の向上につながったり、執筆依頼を通じて部署を超えたコミュニケーションにつながったりしています。
BtoBコンテンツマーケティングのデメリット
①外注費はかからないけど…コンテンツを作る社員の労力はそれなりに大変
繰り返しになりますが、ヒラメキ工房のほとんどのコンテンツは自社社員が執筆しています。
当然、営業部、制作部、製造部…全部署の人に記事を書いてもらっています。
通常の仕事をやりながら時間を作ってコンテンツ作成、はなかなか労力がいるものです。
メリットの②、③と正に表裏一体の関係です。
②運営メンバーの(気)苦労
これは完全に運営メンバーである私目線の話ですが笑、コンテンツ案を考えて捻りだすのも大変ですが、各社員に依頼し、期日までに記事があがってこないで追っかけをする時は心苦しく思います。
通常の仕事で忙しいのはわかっているので、なかなか強くお願いできないという実態もあります。
また、ヒラメキ工房の存在意義、みたいなものを社員に理解してもらうことも大切だと感じています。
すぐ目に見える成果が出るわけではないので、それを感じられないと原稿執筆をどうしても後回しにしてしまう…。
そんな社員が多く、原稿の回収に手間取ることも事実ですが、それは仕方のないことだとも思います。
定期的にヒラメキ工房のPV数や問合せ数を全社に共有し、記事がきっかけで問合せが獲得できた場合はその報告もして、社員のモチベーション維持に取り組んでいます。
全社を巻き込んで取り組むのは大変だなぁと日々実感しています。
以上が、実際に運営している目線で語る本音話でした!
もちろん、ここには書ききれていない、いい点・悪い点がそれぞれあります。
ただ、『ヒラメキ工房』を運営していてよかった!と思うことは事実です。
コロナ禍になって、そのありがたみを強く実感しました。
これからコンテンツマーケティングに本腰を入れようと思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ野毛印刷にお声がけください。
さまざまなメディアでコンテンツを作って発信している当社だからこそ、お手伝いできることがあると思っています。
また、2023年4月19日(水)には、初心者マーケターのための「BtoBマーケティングセミナー」を開催します!
こちらは「BtoBマーケティングって何から始めればいいの?」と悩んでいる方に向けたセミナーとなっています。
具体的な手法をお伝えする無料オンラインセミナーになるので、どうぞお気軽にご参加ください!