【印刷会社こだわりの名刺】いったい何種類ある?!歴代名刺をご紹介!

実績・事例 / 印刷物

野毛印刷の名刺は、代々メッセージ性を込めて考案されています。
そこで今回は、筆者入社の1994年から、現在までの約27年間の名刺をご紹介します!

紹介したものの中で、「同じもの・似たようなものを作りたい!」と思われた方は、ぜひご連絡ください!
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こだわり名刺【第一世代】1994年~1998年頃まで

まだ活版印刷で、スミ1色で、縦書きで、という方も少なくなかった時代。
このころからカラーの名刺を使用していました。しかもオフセット印刷です。

この名刺の一番の特徴は、「ピーチコート」という合成紙を採用したこと。切れるというより割れるという感触の紙なのです。(厳密には紙ではないですね)

余談ですがよく見てください。この時代、郵便番号がまだ3桁です。(笑)
東京の電話番号の桁数は03-123-4567の9桁の時代。まだポケベル全盛で、携帯電話の桁数も10桁で090-123-4567でしたね。

こだわり名刺【第二世代】1998年~2006年頃まで

デジタルプリント時代到来。
我が社でも、業界で先駆けてデジタルプリント(オンデマンドとか、1to1プリントとか、可変印刷とも言われています)方式に変更。リーズナブルでタイムリーに作製できるのをメリットに、名刺の受注がグングン増えていきました。

この名刺の特徴は「顔写真入り」。当時はあまり写真入りの名刺がなく、すごくイヤだったのを覚えています。今思うと、なんと覚えやすく親切な名刺だこと!
この頃から今までずっと、私たちの名刺には写真が入っています!

こだわり名刺【第三世代】2007年~2008年頃まで

2007年に“eco noge”を立ち上げて、環境配慮企業として企業PRしていくようになりました。
その時にリニューアルした名刺がこちら。今までのカラーリングをガラッと変えて、環境配慮カラーの緑が基調になりました。

これまで使用していたロゴカラー(紫紺と橙)を変えたら怒られるんだろうなぁ…と抱きながら役員に確認に行くと、「ウチにロゴカラーなんてないよ」の一言。驚愕の事実を知った瞬間でした…。

この名刺の時に、創業60周年を迎え、記念ロゴの社内コンテストを開催。また、全社員エコ検定受検が始動したのもこの頃でした。

こだわり名刺【第四世代】2009年~2011年頃まで

環境配慮印刷を展開する私たちに逆風が吹き荒れたのが古紙偽造問題。
その中でも素敵な出会いがあり、今日も利用しつづけている紙。「葦」や「トウキビ」「バナナの皮」「帆布」「バガス」などを利用した紙で作成した環境配慮名刺。
古紙再利用ではなく、不要な繊維や紙を作るために育てられた一年草などの紙を採用したものです。

この頃の名刺の特徴は、使用する写真を「笑顔」にしたこと。
部門長の私は、笑顔バージョンと真面目バージョン、どちらの名刺も携帯している理由はお分かりですよね…。

こだわり名刺【第五世代】2012年~2015年頃まで

2012年、新しいサービスとしてMUDに取り組みます。私たちの名刺も読みやすく、リデザインしました。特に電話やメールアドレスで使う数字や、アルファベットの読みやすさにこだわりました。

MUDについての基礎知識(色覚編)

また、折鶴再生紙 「平和おりひめ」という新たなCSR用紙を取り入れました。特に7・8月は平和について少しでも考える時期にして欲しいと願い、この紙を利用した名刺の配布の促進に取り組みました。

想いと祈りを、何度も届ける。平和折り鶴再生紙

 

こだわり名刺【第六世代】2014年~2016年頃まで

この頃から、精力的に展示会に出展するようになります。
「私たちはこういう会社です!」を伝えるために2つ折りにして、情報を載せる欄を増やしました。1面単位で1つのサービスをデザインし、何種類も用意。
展示会主旨や配布市場に応じて変えられるようにして、使い分けていました。

こだわり名刺【第七世代】2017年~現在まで

現在、当社の営業が主力で使用している「ポップアップ型 名刺」
社内デザインコンテストで選ばれたのは、名刺を開くと「僕らのヒーロー」が飛び出すギミック。インフォグラフィックも織り交ぜたデザイン仕立て。

この名刺のいい所は何といっても、初対面の雰囲気を一気に和やかにしてくれること。そして覚えてくれること。
唯一の悩みは組み立てが営業各自で行うということ…。
それでも慣れれば5秒で1つ出来るようになります!

こだわり名刺【番外 7.5世代】2019年~現在まで

デザイナーのみが持つことを許されている(?)抜き文字名刺。カッティングプロッターを購入したことをきっかけに企画した名刺です。
こちらもインパクトは絶大で、営業はポップアップ名刺で話に華が咲き、デザイナーは型抜き名刺で盛り上がる、という光景に何度も遭遇しています。

アイデアを素早くカタチにするカッティングプロッタのご紹介

 


当社歴代のこだわり名刺をご紹介しましたが、いかがでしょうか?

名刺の役割ってなんだろう?を常に考えるのが野毛印刷のクリエイティブ。
ファーストコンタクトで使用する名刺こそ、コミュニケーションツールのエース格!名刺からあなたのメッセージを伝えてみてはいかがでしょうか?

コロナ禍でこれから名刺の役割がどう変わっていくのか注目しつつ、だからこそ皆さんのメッセージやカラーを名刺にデザインするだけで、人よりちょっと秀でて見えたりしますよ!
気になる名刺がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください!

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