ご好評につき第2弾です。
皆さま、カメラはお持ちでしょうか?
持っている方も、これから購入予定の方も、どうせなら何か特別なものを撮りたい!それっぽく撮りたい!というのが正直な気持ちなのではないでしょうか?
前回はF値とシャッター速度について説明し、カメラ特有のボケの出し方などをご説明しました。
ですので今回は少しステップアップして、夜空や夜景などの暗い場所の撮影の仕方をざっくりとご説明します。
ポイントはシャッター速度とISO感度
暗い場所を撮影するために重要なのはまず、シャッター速度です。
暗い場所を写すためには光をたくさん集めなければなりません。そのためにいつもより長くシャッターを開ける(=シャッター速度を遅くする)必要があります。
撮りたいものによりますが、夜景だとシャッターを1秒ほど開けなければならず、手持ちの場合、手ブレによりブレブレになります。ですので夜景や夜空の撮影には三脚が必須です。
また、忘れてはいけないのはISO 感度です。
ISO感度とは数値を上げることによって手ブレや明るさを簡単に上げることができます。
〈ISO感度の前写真〉
〈ISO感度の後写真〉
光源が近くにない真っ暗な星の撮影、閉め切った暗い体育館で素早い動きをするスポーツ写真を撮るときなどに大活躍します。
では、暗い写真を撮るときには常にISO感度を上げればいいのでは?となると思うのですが、感度を上げれば上げるほど画質が荒くなってしまうのがデメリットであり、上げすぎるとざらついた写真になってしまい、綺麗な写真になりません。なので、上手く調整する必要があります。(どの数値が最適か、シーンによって異なるため)
実際に、マニュアルモードでF値とシャッター速度、ISO感度を自分で設定して撮影したのがこちら!
使用したカメラはOLYMPUS PENのE-PL5。5年以上前のミラーレスのカメラであってもここまで撮れます。
〈石垣島の星空(星空未加工)〉
〈見やすく加工したもの(星空加工)〉
是非皆さま、マニュアルモードで自分好みの写真を撮影して下さいね!