今、話題の香りビジネス

コラム

「スメハラ」ってご存知ですか?

パワハラやセクハラなど様々なハラスメントが取り上げられている中、比較的新しくできた言葉に『スメハラ』があります。
スメルハラスメントの略で、臭いによって他人を不快な気持ちにさせることを意味します。
臭いと言われて真っ先に思い浮かぶ、口臭や体臭だけでなく、香水や柔軟剤の臭いが強いなど、「適度な香りであれば心地よいのに、強すぎる」といった場合もスメハラとされるようです。
そんなスメハラ対策にフォーカスした商品が誕生しています。

持ち運べるアロマディフューザー

このように、臭いもストレスの原因のひとつになりつつある現代社会を象徴する商品がソニーから販売されていました。
「香りのウォークマン」とも呼ばれているパーソナルアロマディフューザー、「AROMASTIC」。
香水とは異なり、自分の気持ちを切り替えたいときに、鼻の近くでスイッチを入れると一瞬の香りに包まれるそうです。
この商品はソニー社内の新規事業創出プログラムから生まれたもので、「香りとIT」という新たな市場を開拓するイノベーションとしても注目されています。
価格もそこまで高くないため、プレゼントとしてもおすすめです!

ニオイが見える!?チェッカー

コニカミノルタが開発したのは、なんと世界初ニオイが見えるチェッカー「kunkunbody」
iphoneよりも小さな端末を体にかざして、専用アプリを開くと、ニオイの種類と強さを判別してくれるとのこと。
各所イベントで「自分の体臭(ニオイ)見てみませんか?」と呼びかけると多くの反響があったそうです。
スメハラが話題となっている今、身だしなみとしてニオイもチェックするようになるのかも知れません。

匂いで集客をする

ここまでは、臭い対策としての商品をご紹介しましたが、「香りビジネス」として良い匂いによる集客も期待が高まっています。
冷え込んだ日の暖かなコーヒーの匂いや、夕方どこかから漂うカレーの香りに、ついつい寄り道をして買い物をしてしまったことはありませんか。そんな買いたい気持ちを高める匂い販促を行っているのが、ザーズ株式会社
リアルな食べ物の匂いがでるマシン「ZaaZ 2」を販売しています。
淹れたてのコーヒーの匂いなどの魅力的な匂いは、瞬間的に香りが強くなりますが、一定の香りを出し続けるのは難しい。そんなお悩みを解決するマシンです。

3つの商品をご紹介しましたが、ニオイを売りにした商品はいまや数多く出ています。
普段気にしていなかった思わぬニオイによって、これからのビジネスが変わるのかも知れません。

TAG: メルマガ  販促 
タナカ トシキ

2008年(株)野毛印刷社へ入社。営業部門を10年経験。
中小企業から大手企業までの幅広い案件を担当。様々な課題に、クライアント様と二人三脚で向き合ってきた。

顕在化している課題だけではなく、クライアント様との会話を重ね
「本質的な課題」を見極めることで、効果的なブランディング戦略の立案・実行支援を手がけている。

2017年より、WEB推進チームを率いて神奈川県横浜市のクライアントを中心に
紙とWebを相乗的に活用した戦略策定、企画立案を行っている。

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