雨垂れ!耳垂れ?ダブルだれ!?

コラム

雨垂れ耳垂れ

「雨垂れ!耳垂れ?ダブルだれ!?」

「なにそれ?」と思われることを見越して、あえてこのタイトルで書き始めてみましたが、見慣れた区切り記号(約物)につけられた印刷用語的な名称の話です。

人それぞれ呼び方は違いますが、文章を書くうえで欠かせない記号の呼び名についてまとめてみました。

雨垂れ!

「雨垂れ」は、雨が垂れる形でそう呼ばれたと思いますが、驚き、感動、強調などを表す「!」のことです。

「雨だれ」といえばショパン、あるいは太田裕美のデビュー曲(古い!)とか、静かなイメージしかありませんが、いつからか印刷業界ではそう呼んでいました。

英語では「エクスクラメーション・マーク(Exclamation Mark)」や「エクスクラメーション・ポイント(Exclamation Point)」と呼ばれ、日本語では「感嘆符」。もちろん「ビックリマーク」でも通じますね。

斜めになると「斜め雨だれ」「斜め感嘆符」、2つの「!!」は「二重感嘆符」「二重雨だれ」などと呼ばれています。

耳垂れ?

「耳垂れ」は耳の病気みたいな名称ですが、耳の形に似ている「?」、「疑問符」のことです。
河合奈保子の「疑問符」(こちらも古い!)を思い出します。

英語では「クエスチョンマーク(Question Mark)」「インテロゲーションマーク(Interrogation Mark)」と呼ばれ、日本語では「はてなマーク」とも呼ばれています。

こちらも疑問が強い場合「??」と「二重疑問符」もありです。

ダブルだれ!?

では「ダブルだれ」は?

最近は特に目にする機会が増えている、雨だれ(感嘆符)と耳だれ(疑問符)を2つ並べた記号、「!?」です。
さすがに「!?」を「雨だれ&耳だれ」とは呼ばずに、「!?」は「感嘆符疑問符」、「?!」は「疑問符感嘆符」と呼びます。

活版時代は「!?」が約物として存在しましたが、横組みで文章を書くことのほうが増えた今日では、そのときの文章に合わせて、疑問を持ってから驚くのか、驚いて疑問を持つのかで順番を入れ替えるようになっていったようです。

特に決まりはないのですが、私の場合は驚きが優先なら「!?」、疑問が優先なら「?!」と使い分けています。

ちなみにWordなどで文書を作成する際、「!」と「?」を並べる場合は1つずつ打っていけばいいのですが、もちろん「!?」も「?!」も1つの活字として存在します。
「⁉」は2049と打ってAltキー+xキーで、「⁈」は2048と打ってAltキー+xキーでそれぞれ変換されます。
ちょっとした裏技。ぜひ試してみてくださいね。

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