毎週おしゃれな衣装で石原さとみさんが登場するドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』を楽しみにご覧になっている方も多いのではないでしょうか。
毎回、違うおしゃれな衣装や着まわし術は、マネしてみたくなる方が多く、ドラマ中に主人公が来ていた服や、アクセサリー、ネイルなどが流行っているそう。
そんな主人公の職場は校閲部。校閲とは印刷物が印刷される前に書き間違いや、誤植を正したりすることで、正しい内容の印刷物を作るために行う確認作業のことです。そんな校閲に欠かせないのが文房具。
石原さとみさん演ずる河野悦子のように『おしゃれ』なご紹介は出来ませんが、『これは便利!』と社内で使われている文房具を紹介致します。
①いまや誰もが持っている!?『消えるボールペン』
赤字の記入で書く場所を間違ってしまってもすぐ直せる、校正の必需品です。当社でもほとんどの社員が手帳に挟んでいるのを見かけます。
いまやLOFTなどの文具屋さんに行かずともコンビニで買えるようになりました。
②蛍光ペン
ちょっとした赤字、例えば『、』を入れる指示をした時に、赤字を囲むように蛍光ペンでぐるっと赤字を囲むと、それだけで修正の際に赤字を見逃すことが無くなり、校正がスムーズに行きます。当社の営業マンでも、お客様のお話を伺いながら、蛍光ペンで赤字をマークする者が多いようです。
③ダーマトグラフ(グリースペンシル)
芯にワックスを多く含んだ色鉛筆で、最大の特徴はガラスや陶器などの通常の筆記具では書くことが難しいものにも使えること!
校正では、背景が黒ベタの校正紙に赤ペンでは、黒に溶け込んで見えなかった修正指示を、『ダーマトグラフ』で書くとはっきりと読めるようになるのです。
あまり見かけないかもしれませんが、LOFTや世界堂など、大きな文房具屋さんに行くと、売られているのを見かけます。
④貼ったまま読める透明付箋紙(無印良品)
通常、色紙などでできている付箋が半透明なトレーシングペーパーで出来ている付箋です。校正紙のこの付箋を貼り、上司に「ここはこのように修正してよいですか?」等とメモをすると、確認がスムーズかつ、万が一、修正内容が上司の意見で変わっても、付箋をペリッとはがすだけ。似たような付箋が100円ショップでも売られているようです。
皆様いかがでしたか?
何か気になる文具がございましたら、是非文房具屋さんに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。