「4兆5,189億円」
いきなりですが何の数字だかおわかりになりますか?
ヒントは今一番アツい市場にまつわる数字です。
正解は、2018年に日本を訪れた「訪日外国人旅行消費額」です。(出典:観光庁ホームページ)
簡単に申しますと、日本を訪れた外国人旅行者の方が日本で使われたお金の総額で、「インバウンド消費」とも言われています。
このインバウンド消費、5年前の2014年は2兆278億円でしたので、その伸長率はなんと驚異の222%!さらに今年はラグビーワールドカップ、来年は皆さまお待ちかねの東京オリンピック・パラリンピック、そして再来年には関西ワールドマスターズゲームズと3年間連続の一大スポーツイベント「ゴールデン・スポーツイヤーズ」も控えており、さらにヒートアップした市場になるのは間違いありません。
さて皆さま、この「インバウンド」と聞いて何を頭に思い浮かべましたか。
「爆買い」なんて言葉が記憶に新しいのではないでしょうか。高級ブランドや家電製品を購入することが当時の大半の訪日旅行者のトレンドでした。
ですが、最近はこのトレンドに変化が見られてきています。
最近のインバウンド市場の傾向
ひと昔前の私たちも、欧米諸国でのいわゆる「爆買い」が旅行のトレンドでした。そこから落ち着きを見せ始め、購入などの「モノ」から文化を学ぶなどの「体験」へ旅行のトレンドが変化していきました。同様に最近の訪日外国人の方にもこの「体験」を求める傾向が強くなっており、その体験を求め観光スポットと呼ばれる場所以外にも行動範囲が広がっています。皆さまも意外な場所で訪日外国人の方を見かける機会が増えてきていませんか?つまり、「インバウンドに対応すべき範囲が広がっている」のです。
もちろん、このインバウンド対応をめぐっては、旅行、交通、宿泊、飲食をはじめとした各業界・企業も対応の準備を着々と整えており、競争も過熱している様相です。
まだ対応がしきれていないといった場合でもご安心ください。まだまだ間に合います。
インバウンド市場はこれから更にヒートアップしていくことは間違いありません。
当社でも多言語対応のコンテンツ制作に対応しておりますので、準備でお困りの際はお気軽にご相談ください。