2010年代を象徴すると言われているSNS
日本へもtwitter、Facebookを始めとして、その後も様々なSNSが上陸し、流行は止まる気配がありません。
のちのちトラブルを起こさないために、投稿してすぐに消えてしまう「エフェメラルSNS」など、年数を重ねるごとに、様々な新しい機能を備えたものもでてきました。
そんななか、今年の4月から話題になっている「Mastodon(マストドン)」というSNSをご存知でしょうか。
「Mastodon(マストドン)」のサービスは、「トゥート」と呼ばれるつぶやきができ、ほかの人のトゥートを見ることができるというサービスです。
気に入ったユーザーがいればその人をフォローでき・・・これって、twitterと全く同じでは?とお思いかもしれません。
しかし、マストドンがほかのSNSと一線を分けているのは、
「分散型」ということです。
個人がインスタンスを運営できる
通常のSNSは、一つの会社が運営をしていますが、このMastodonは、あくまで一つのシステムであり、運営するのは会社、もしくは個人なのです!
ピンとこない方(かくいう筆者も昨日知ったのですが…)は、以下のURLをご覧になってみてください。
https://instances.mastodon.xyz/list
リストのどのURLを開いても似たような画面が出てくると思います。
というのも、それぞれがそれぞれのMastodonを運営しているからなのです。
と、いうように、今までのSNSとは運営のされ方が新しい、といえます。
そこで1ユーザーとしては何が良いのかというところですが、
まず、自分の信用できる運営者のサーバでSNSができるというところです。
逆に言えば、今までは、既にあるSNS(を運営している会社)に個人情報を流し、自分の考えをつぶやき、私生活を写真に撮り・・・ということをしていたわけですが、結構これって盲点だったかなと個人的には思います。
また、より自分の好みが反映できるので、結果的に好みが似ている人たちが集まるコミュニティができるということもあります。
ちなみに、それぞれの運営するサーバはインスタンスと呼ばれています。
当たり前に使われる単語になる前に覚えておきたい言葉ですね。
現在は、日本の規模の大きいインスタンスの数はまだまだ少ないようですが、今後企業がインスタンス運営に乗り出して、様々なサービスを行うなんていうことも考えられます。
これからどのように浸透してくのか、
流行を先取りして新たなSNSライフを過ごしてはいかがでしょうか。