【プロカメラマンが教える!】動画の撮り方 キホンのキ

クリエイティブ / 動画

今回は、ちょっとした工夫で大きな差を生む動画撮影のコツをご紹介します。

それは「撮りたいものをベストな形で撮れる位置から撮影する」ということ。
それだけ?と思われるかもしれませんが、プロとアマチュアで大きく異なる部分のひとつです。

実は難しくない「動画撮影の基本」

たとえば、小さな子どもを撮影する場合は子どもの目線にしゃがんで撮影します。大人の目線で撮影すると子どもの表情を撮影することはできません。

披露宴のケーキ入刀では、新郎新婦の真正面ではなく少し横から撮影すれば、ナイフを持つ2人の手元や表情を撮影できます。

中華街の門を撮りたいなら、道を隔てた場所のほうが門の全景が撮りやすくなりますし、門の前でポーズをとる人物を被写体とするなら、敢えて門の下から見上げるように撮ると人物の表情を撮ることができます。

運動会の徒競走では、ゴール付近でカメラを構えていればゴールした子どもの表情を捉えることができますし、スタート地点からは走る直前の真剣な表情を撮ることができます。

このように、その場から偶然見えたものを撮るのではなく、何を撮りたいのかを明確に決め、被写体に近づいたり離れたり、高いところに登ったり低い位置から構えたりというように、撮りたいものを撮るために場所を選ぶことで、いつもよりちょっと違った動画が撮れるようになります。

カメラの性能などスペックにこだわるのはその次でも遅くありません。

テレビ番組のロケの場合、カメラマンは瞬時にそれを判断して四方八方に動きますが、カメラマンのすぐ後ろにいる百戦錬磨のカメラアシスタントが周囲を確認し安全を確保しています。そのような助っ人がいない場合がほとんどだと思いますので、動く際は周囲に迷惑をかけたり事故に遭ったりしないよう注意しながら、ぜひ試してみてください。


野毛印刷では、経験豊富なカメラマンが目的に合った撮影方法を企業さまにご提案します。
会社のPR動画、商品の説明動画、何でもご相談ください。下記サイトでは事例を多数掲載しています!

TAG: C.スクエア横浜  動画  雑学 
ワタリー・ヤスレフスキー

イマ風に言えばテレビ番組の「技術さん」出身。

在京民放局でのカメラアシスタントで経験を積み、主に報道番組やドキュメンタリーの撮影・編集・構成作家・ディレクターとして活動。
野毛印刷に転職した現在も同様の業務を行う。

コロナ禍でニーズが急増したライブ配信業務では、テレビ局勤務時代の長時間討論番組の経験を生かしてスイッチャーを担当。

昔の血がさわぎ、消防車を見るとカメラをかついで追いかける。
が、最近は息切れが激しい。

関連記事

関連サービス

  • 立体工房へ
  • c square yokohama WEBサイトへ
  • 野毛印刷社 採用情報
  • サービス一覧
運営会社
株式会社野毛印刷
75年以上の歴史をもつ横浜のクリエイティブ制作会社です。印刷物のデザイン・製造はもちろん、動画やWEBサイトの制作、マーケティング支援など、ありとあらゆるお客さまの課題解決に取り組んでいます。